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2020年10月14日 (水)

【異臭騒ぎ】東京湾岸から三浦半島にかけ「ガスのような臭気」

 ガス漏れ?」「スカンク?」謎の異臭飛び交う憶測 SNS拡散 

神奈川新聞 2020年10月13日(火)21時44分配信

 神奈川県の三浦半島で6月以降、連続して発生し、最近は横浜でも相次ぐ異臭騒ぎ。県などは関係機関での情報共有や調査態勢を整えているが、原因不明のままだ。加藤勝信官房長官が会見でたびたび言及し、環境省も調査に乗り出すまで波紋は広がり、原因はさまざまな臆測が飛び交う。ただ、SNS(会員制交流サイト)の普及とそれを受けた報道の過熱などが、騒ぎを大きくしている側面を指摘する声もある。

不安の声

 「ガス漏れや化学工場との関連は」「スカンクではないのか」「ペットの火葬では」…。毎月起こる「騒ぎ」を受け、神奈川新聞社には事態を不安視する声が多数寄せられている。住民の間でも話題に上り、異臭が発生するたびにガス漏れを疑って確認している施設もあるという。

 騒ぎの始まりは6月4日夜、三浦半島の東京湾側の広い範囲で500件以上通報が相次いだ。「ゴムが焼けたようなにおい」「化学薬品」「シンナー」など内容はさまざま。その後は7月17日、8月21日、9月19日、今月1日と続いた。

 県や横須賀市などの関係機関は連携し、異臭を含む空気を採取できるよう同市消防局が、空気入れ付きのビニール袋や硫化水素の検知機器を備えている。市は「異臭を感じたら迷わず119番を」と呼び掛け、小泉進次郎環境相も「住民にとって間違いなく関心事、不安だと思う」と独自調査の着手を決めた。

横浜でも

 異臭は三浦半島にとどまらず、横浜市内でも今月1、3日に続いて12日にはJR横浜駅などでも騒ぎが起こった。

 原因について謎が深まる中、災害予測を研究する立命館大・高橋学特任教授は「関東大震災の発生前に城ケ島や浦賀で異臭があったと記録が残っている」と指摘する。今年5月下旬に千葉県などで7回地震があったことや、過去に岩石の破壊実験で焦げた臭いが出たことも踏まえ、警戒感を示す。

 また、東京湾を航行する原油などを運ぶタンカーが、タンク内の検査で人が立ち入るため、ガス抜き作業を行っているからではないかとの推測もある。

 ただ、海洋問題を研究する東海大の山田吉彦教授は「東京湾で大型船のガス抜きを行うことは現状では考えづらい」と否定的だ。かつては東京湾でも行われたものの、公害が社会問題化して以降はみられないという。横須賀海上保安部も一連の騒ぎでいずれも該当する船舶がないことを確認している。

 さらに、海の富栄養化によって異常発生したプランクトンの死骸が分解される過程で硫化水素を発する「青潮」が原因ではないかという説も出ている。

以前から

 一方で「異臭は今に始まったことではない。これまでも異臭の通報は毎月のようにあった。なぜ、これほど騒ぐのか」と首をかしげる消防関係者もいる。

 通報が500件に上った6月の騒ぎで人々が臭いに敏感になり、SNSの普及やメディアの報道なども相まって、その後の毎月の騒ぎを引き起こした―という見立てだ。今月12日の横浜での騒ぎでは「これが噂の異臭なのかな」というつぶやきもあった。

 メディアは近年、ツイッターなどのつぶやきなどから、事件事故の発生をいち早く情報収集して取材に着手する手法を強化している。消防関係者は「報道機関がそのような方法を導入した影響があるのでは」と推察。過去には広く知られることのなかった小規模な異臭が、問題化していることに違和感を覚えるという。

 ソーシャルメディア評論家の落合正和さんは「SNSは災害に関してはデマが拡散されやすい。(人々は)恐怖心を持っているので、小さなことでも拡散されてしまう」と指摘し、異臭騒ぎについても少なからずこの傾向が当てはまるとの見方を示す。

 メディアがSNS上の情報をきっかけに取材することが多い現状を受け、「デマに惑わされないでということも呼び掛けてほしい」と注文した。

横浜駅周辺の“ガス臭”を市が調査発生源不明、化学物質を高濃度検出

読売新聞オンライン 2020年10月13日(火)22時53分配信

 横浜駅周辺などで12日夕、「ガス臭い」と異臭を訴える通報が消防などに相次ぎ、横浜市は13日、市内で採取した空気を分析した結果、複数の化学物質が通常の2~13倍の濃度で含まれていたと発表した。異臭の発生源は不明だが、ただちに健康に影響を及ぼすことはないという。

 12日夕に採取した4リットル分の空気を市環境科学研究所で分析した。過去に測定した大気成分と比較したところ、ガソリンの蒸発ガスなどに含まれる「ペンタン」が13倍、化学製品が燃えた際に出る「エチレン」が2・5倍など、高濃度で検出された。

 神奈川県東部沿岸地域では6月以降、異臭騒ぎが続いており、小泉環境相は13日の閣議後記者会見で、原因調査に大気汚染物質を常時監視するシステムを活用する方針を発表した。

 異臭」は三浦半島を北上!ついに菅総理自宅到達 

FLASH 2020年10月12日(月)19時00分配信

「突然、窓の外から強烈な化学物質の臭いがしたんです。しかも、それが何度も起きています。この異常事態に対する、県やマスコミの扱いが小さすぎます。記者さん、どうか原因を解明してください」

 そう本誌記者に訴えかけるのは、神奈川県横須賀市に住む60代の男性だ。

 2020年の5月下旬以降、神奈川県の三浦半島で「ゴムが焼けたような臭いがする」「シンナー臭い」という住民の通報が、何度も寄せられている。10月4日付の『神奈川新聞』は6月以降、5回の “異臭騒ぎ” があったと報じているが、原因はいまだに特定されていない。

 いったい、当地で何が起きているのか。本誌は現地での聞き取りを中心に、徹底調査をおこなった。三浦半島の南端、三浦市で取材を始めると、ここでは6月4日に “異臭” が発生していたことがわかった。

「すごい臭いなので、換気をするために家の窓を全部開けました。吸い込んで、毒だったら大変ですからね」(三浦市南下浦町・70代男性)
「誰かが外でシンナーをまいているのかと思いましたよ。外に出てみると、パトカーや消防車も来て、騒然としていました。以前、クジラの死骸が浜に上がったことがありましたが、その臭いとも違っていましたね」(三浦市南下浦町・40代女性)

 さらに、東京湾沿いを北上し、三浦半島の中部に位置する横須賀市で取材を重ねると、同様の騒動は8月と9月にも相次いで発生していることが判明した。

「汚水のような、腐った卵のような臭いがしました。ガス漏れじゃないかと疑い、機器を確認したほど。同じ異臭は、この夏に何度もありましたよ」(横須賀市浦賀・60代男性)

「私は、6月・8月・10月に異臭に気がつきました。どれも『ゴムが焦げるような臭い』という点は共通しています。5分ほどで消えるのも、同じでした。通報されていないものも含めれば、異臭がする回数は報道よりずっと多いですよ」(横須賀市追浜・50代男性)

 5~20分程度で臭いが消えたというケースが大半だったものの、「部屋を換気しないと2時間以上臭いがとれない」「気分が悪くなり、吐きそうになった」など、その被害は深刻なものだった。

 10月には、横浜市の中心部でも異臭騒ぎが起きている。

「いままで嗅いだことのない刺激臭でした。『6月に三浦市で始まった騒ぎが、ついに横浜まで来たのか』と、このあたりの住民は、みんな戦々恐々です」(横浜市中区・30代男性)

 この「謎の悪臭」は、たしかに北上している。6月に住民が異臭を訴えたのは、三浦半島の南端付近でのみ。その後、横須賀市を経て、横浜市に到達したのだ。横浜市といえば、菅義偉総理(71)の自宅がある街だ。横浜駅すぐ近くにある、総理の自宅タワーマンションの隣の商業施設に勤める男性に、話を聞いた。

「この場所にいて、臭いを感じたことはありません。ただ、異臭に関する通報が殺到した中区は、すぐそこです」

 事実、本誌の取材で異臭が確認された場所のなかで、最北端にあたる「横浜市立みなと赤十字病院(横浜市中区)」は、菅総理の自宅からわずか5kmしか離れていない。赤十字病院の設備管理を担当する会社に勤務する、50代の男性社員はこう語る。

「ゴムを焼いたような臭いが空調を通じ、病院内に充満してしまいました。原因は、不明のままです」

 そして10月12日、横浜駅で「ガスのような臭いがする」という通報が殺到。ついに菅総理の自宅が悪臭に包まれたのだ。

 異臭の原因について、住民の間ではいくつもの臆測が飛び交っている。「下水道のトラブル?」「米軍がジェット燃料を不法投棄したのでは?」といったものから、「大地震の前兆かもしれないから、防災グッズを買った」という人まで、さまざまだ。

“地震の前兆” 説を唱えているのは、災害史を専門とする立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏(66)だ。

「三浦半島は、千葉の房総半島同様、活断層がむき出しになっている地域です。そこで岩石に圧力がかかると、火山灰の地層がないぶん、岩石が割れる前の臭いが、地上まで出やすい。それが、“焦げくさい臭い” なのです。『関東大震災が起きる直前にも、三浦半島でへんな臭いがした』という記録が残っています。

 しかも今回、異臭騒ぎの間隔が次第に短くなってきている。いずれ首都圏で海溝型大地震が発生すると考え、警戒すべきです」

 一方、この見解について、「三浦半島の異臭は大地震の発生とは、おそらく関係ない」と否定的な立場を取るのは、東京大学地震研究所だ。

「地震は地下数km~数十kmの深部で発生しますが、その深さで発生したガスが、岩石の隙間を伝わって地表まで到達するためには、膨大な量のガスの発生が必要です。その際には、群発地震や地殻変動のような異常が広範囲に観測され、また異臭もより広範囲に広がるはずです」

 しかし、そうした事象は報告されていない。したがって現段階では、「異臭を発生させる、直接的な原因を調べるのが先決」と釘を刺す。

 では、ほかに考えられる原因はないのか。神奈川県環境科学センターに取材すると、現段階では異臭の原因は「まったく不明」と断わりながらも、考え得る可能性のひとつを挙げてくれた。

「船舶がおこなう『ガスフリー』という作業があります。船に積んでいる石油などのタンクから、溜まったガスを抜くことです。東京湾を航行する船舶は日に300隻ほどもあり、その作業が異臭につながる可能性もあります」

 こうしたさまざまな見解に基づき、実際に原因究明の試みも進められている。それを担っているのは、今回の異臭騒ぎに関して神奈川県の窓口になっている、「環境農政局環境部大気水質課」だ。

「報告があった異臭には、ゴムの臭い・ガスの臭い・ニンニク臭・硫黄の臭いと4種類あり、発生源はひとつだけではないと考えています。原因特定には、臭いの元となる物質を採取する必要がありますが、まだできていません。

 現在は消防署に依頼し、異臭が発生した際、24時間対応で採取に急行してもらえるよう態勢を整えています」

 本誌が今回、住民の証言から明らかにした「 “異臭” の北上」が、原因究明の一助となれば幸いだ。

 “異臭騒ぎ”は「スーパー南海地震前兆か?過去の地震でも“前例” 

AERAdot. 2020年10月14日(水)8時00分配信

 神奈川県内で原因不明の異臭騒ぎが続いている。今年6月頃から始まり、小泉進次郎環境相の地元・横須賀市や、ついには菅義偉首相のおひざ元の横浜市でも発生した。首相の自宅タワーマンションから約1キロ離れた場所からも“異臭通報”があったのだ。10月12日には、首相の自宅タワーマンションのほど近い場所からも"異臭通報"があった。

 横浜市消防局によると、同日に市内の中区、神奈川区、西区などから16件の通報が相次いだ。JR横浜駅付近からの通報もあり、駅構内では一部改札口で20分ほどの入場規制がなされる事態となった。こうした異臭騒ぎの中で、消防局員が臭気サンプルを1件採取できたといい、解析を進めている。

 横浜市環境創造局大気・音環境課によると、異臭通報が10月1日に10件、3日に25件、5日に3件、6日に1件あったという。

「ゴムの焼けたような臭いというのが一番多いですね。シンナーみたいな臭い、ガスのような臭いという通報もあります」

 横浜市の本牧でも同1日と3日、異臭騒ぎがあった。地元で50年以上商売をしている「長田商店」の長田幸一さん(73)が話す。「ちょっと焦げ臭かったので家の周りを点検しましたが、何事もありませんでした」

 異臭のしたエリアは本牧通り沿いで、元は米軍の兵士たちの宿舎があった。輸出入衣料雑貨「本牧OZ」の店主の野田栄さん(66)は言う。

「午後5~6時頃に両日とも臭いがしました。化学薬品を混ぜたような嫌な臭いでしたね。これまでかいだことのない臭いで、気持ちが悪くなって、早めに店のシャッターを下ろしました。この辺は海から歩いて10分くらいなので、海から東風に乗って臭いがやってきたのかもしれない」

 青潮の影響だとする説や、海上にいるタンカーのガス説……など情報が飛び交う。釣り舟の船長は海の様子をこう語る。

「今年は赤潮を3回ほど見ましたが、10月には赤潮も青潮も見かけなくなりました。どちらの臭いも、ガス臭いとかコゲ臭くはないですよ」

 そんな中、立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学特任教授は、異臭騒ぎは巨大地震の予兆だ、と警鐘を鳴らす。

「活断層が割れたり、プレートがこすれて剥がれたりすると異臭がする。三浦半島と房総半島南部は活断層が地表に露出していて、活断層の岩が割れれば異臭がするはず」

 過去にも地震発生前、異臭騒ぎが起きたという。「1923年の関東大震災の後、内務省がまとめた文書の中に、三浦半島の城ケ島と浦賀で異臭騒ぎがあったということが記録されている。95年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災の前も異臭があった」

 高橋教授は、今後も異臭が続くと予想する。三浦半島と房総半島の間の東京湾の海底にある相模トラフ。これが北米プレートとフィリピン海プレートに接し、ひずみが蓄積されているというのだ。

「そのプレートがこすれ合い、やがては『海溝型地震』につながる。関東大震災もまさしく、相模トラフから発生した海溝型地震」と高橋教授。相模トラフの異変で首都圏直下型地震が起き、「首都圏だけでなく西日本や台湾、フィリピンまで一蓮托生(いちれんたくしょう)の『スーパー南海地震』が起きる。そうなれば東京五輪どころではない」。スーパー南海地震は、津波だけで47万~50万人が死亡するとされる。異臭騒ぎをきっかけに、震災への備えを改めて確認しておきたい。

 文献が示す異臭地震の関係 関東大震災阪神淡路大震災の前後にも“ガス臭の記録” 

夕刊フジ 2020年10月14日(水)16時56分配信

 今年6月以降、神奈川県内で続いている異臭騒ぎで、12日にもJR横浜駅やみなとみらい地区など横浜市内で「ガスのような臭いがする」との通報が相次いだ。原因は不明だが、過去の文献には大震災の際、ガスの発生を想起させる記述がある。関連性はあるのか。

 JR東日本横浜支社によると、横浜駅の利用客から「異臭がする」との申告を受け、社員が消防や警察に通報。一時は入場規制を行った。

 神奈川の異臭騒ぎは南東部の三浦半島でも続いている。6月4日夜、三浦市南下浦町金田地区から横須賀市追浜地区にかけ、「ゴムの焼けたようなにおいがする」などとする通報が約2時間弱で約200件にのぼった。

 同市消防局によると、その後も「7~9月にかけて『ガスのような臭いがする』といった通報が月に1度のペースである」という。

 三浦半島は1923年9月1日の関東大震災の震源に近いが、当時、周辺でガスが噴出したという記録が残っている。

 26年に内務省社会局が編纂(へんさん)した『大正震災志』所収の「大正十二年九月一日大震後相模灘水深変化調査図」には、三浦半島の「浦賀」付近、現在の横須賀市観音崎や鴨居地区周辺の沖合に《瓦斯(ガス)噴出》、南端の「三崎」付近、現在の城ヶ島東部の沖合にも《一時瓦斯噴出ス》と記述がある。今回、異臭で通報があった地域と重なっている。

 ガスの噴出が震災の前か後かについての明示はないが、立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏は、「海溝型地震の前後でこうした現象が起きるといえるのではないか」との見解を示す。

 1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の直前に異臭があったとする文献もある。

 大阪市立大名誉教授で地質学者の弘原海(わだつみ)清氏が住民の証言を集めた『阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分 前兆証言1519!』(東京出版)では、宝塚市のエンジニアによる《前夜7~8時、汚物と漬物が腐ったようなガスの臭いがした》との証言が紹介されている。《居間(12畳洋間)の床下から臭ってきたとしか思われません》などとしている。

 弘原海氏の別の著書『大地震の前兆現象 空が、大地が、動物が異常を発信する』(河出書房新社)では、国立大学が共同で実施した神戸市灘区での測定で、《1994年10月末から、それまで計測されたことのない高濃度のラドン値が測定された。ラドン濃度は年が明けて1995年の1月に入っても増加しつづけ、1月8日には平常値の10倍以上という最高値に達した》という。

 前出の高橋氏は「今回の異臭の原因は不明だが、ラドンであれ、圧迫されて出た天然ガスであれ、岩石がこすり合って出る焦げたような異臭であれ、地殻変動に関わる可能性がある。異臭自体に焦点を当てるより、5月に起きた東京湾の群発地震など海溝型地震の前の兆候とみられる一連の現象の一部と見た方がよい」と強調した。

 異臭の原因についてはタンカーが油を荷揚げした後、タンク内の可燃性ガスを排出する「ガス・フリー」と呼ばれる作業が影響しているとの見方もある。

 大地震の予兆だと断定はできないが、気になる符合ではある。

 極東カムチャッカ化学物質で海洋汚染 

時事通信 2020年10月5日(月)19時28分配信

 ロシア極東カムチャツカ地方の海岸に多数の海洋生物の死骸が打ち上げられ、化学物質による海洋汚染の疑いが出ている。

 連邦捜査委員会は5日、捜査開始を発表した。

 地元環境当局によると、海水中の石油物質の含有量は基準値の3.6倍、化学物質のフェノールは2.5倍に達した。近海での石油タンカーの事故などは伝えられておらず、汚染の原因は明らかになっていない。軍艦船や軍事施設からの物質流出も疑われたが、国防省は否定した。

 インターネット交流サイト(SNS)には海岸に打ち上げられたタコの死骸などの写真が投稿されている。汚染をめぐってはカムチャツカ地方の知事が9月29日にSNSで「水が変色し、健康被害を及ぼす危険性が出ている」と訴えていた。環境保護団体グリーンピース・ロシア支部は住民らの話として、汚染は数週間前から始まっていたと指摘した。 

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 カムチャッカ沖で海洋生物大量死、軍施設のロケット燃料流出 

AFPBB News 2020年10月7日(水)10時15分配信

 ロシアのカムチャツカ(Kamchatka)地方で、大量の海洋生物の死骸が打ち上げられた。原因は海洋汚染で、5日には同地方にある軍の試験場に貯蔵されていたロケット燃料が流出したのではないかとの懸念が持ち上がった。

 この海洋汚染は先月、地元のサーファーらが目の痛みを訴え、海水の色が変わり、異臭を放っていたと報告したことで発覚。当局が後に確認したところによると、サーファーらの角膜がただれたという。

 地元住民らも観光客に人気のある黒砂のビーチで、アザラシやタコ、ウニなどの海洋生物の死骸が大量に打ち上げられているのを目撃した。

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 カムチャツカ地方のウラジミール・ソロドフ(Vladimir Solodov)知事は5日、カムチャツカ半島沖の海域が有毒な化学物質で汚染されている可能性があると公表。国際環境NGOグリーンピース(Greenpeace)は、海洋生物にとっての「生態学的災害」だと警告した。

 当局は汚染発覚後直ちに検査を実施。基準値を超えるフェノールと石油製品が検出されたという。

 ソロドフ知事によると、検出されたフェノールと石油製品と「何らかの有害物質の流出」が関連しているかどうかについて、専門家が調査をしている。また、海洋生物の死と汚染が広範囲に拡大していることがダイバーによって確認されたという。

 当局は今回の汚染の原因解明を急いでいる。ロシアでは今年6月にもシベリア(Siberia)地方で大量の軽油が地上と川に流出する事故があり、事故報告の遅れをウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が厳しく叱責していた。

 ドミトリー・コブイルキン(Dmitry Kobylkin)天然資源環境相は、テレビで放映されたインタビューで、プーチン氏から原因究明を命じられたとコメントした。

カムチャッカ海洋生物大量死原因有毒な発生

AFPBB News 2020年10月14日(水)12時22分配信

 ロシアのカムチャツカ(Kamchatka)地方で先月発覚した海洋生物大量死の原因についてロシア科学アカデミー(Russian Academy of Sciences)の副会長は12日、人為的な環境汚染ではなく、藻が作る毒素だとこれまでの調査で分かったと明らかにした。また、国際環境NGOグリーンピース(Greenpeace)は13日、周辺海域の海底の様子を撮影した映像を公開した。

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 先月、地元のサーファーらが目の痛みを訴え、海水の色が変わり、異臭を放っていたと報告。アザラシやタコ、ウニなどの海洋生物の死骸が大量に打ち上げられているのも見つかった。

 科学者らは、最悪の場合で、この海域の海底に生息する生物の95%が死んだと主張していた。環境保護活動家らは、汚染の原因は旧ソ連時代の有害物質貯蔵地からの流出の可能性があると懸念を示していた。

 しかし、ロシア科学アカデミーのアンドレイ・アドリアノフ(Andrei Adrianov)副会長は12日、記者会見を開き、「大規模な現象が起きているのは確かだが、カムチャツカでは珍しくない有害な藻の発生だ」と語った。

 海水のサンプルから、「無脊椎動物に影響する毒素」を作る「(微小藻類の)ギムノディニウム(Gymnodinium)だけ濃度が高いことが分かった」という。アドリアノフ氏は、この毒素がダイバーやサーファーの症状を引き起こした可能性もあると指摘した。

 カムチャツカ地方では先週、汚染によって40キロにわたる油膜が形成され、日本やクリール諸島(Kuril Islands、北方領土を含む千島列島)に向かって南に移動していることが明らかにされていた。

 グリーンピースロシア支部の活動家らは、状況は改善しておらず、依然として海洋生物の死骸が海岸に打ち上げられていると懸念を表明したが、アドリアノフ氏は、自然は極めて速く自己再生していると述べた。

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