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2020年11月30日 (月)

【タイソン54歳】15年ぶり<エキシビション・マッチ>元4階級王者を圧倒!!

 海外メディアは54歳タイソン復帰戦“ドロー”に終わるも高評価「茶番ではなかった」「史上最高エキシビション 

THE PAGE 2020年11月30日(月)6時30分配信

 プロボクシングの元ヘビー級3団体統一王者のマイク・タイソン(54、米国)と元4階級制覇王者、ロイ・ジョーンズ・ジュニア(51、米国)のレジェンド2人が拳を交える注目のヘビー級エキシビションマッチが28日(日本時間29日)、米国ロサンゼルスのステープルズ・センターで無観客試合として行われ、両者は8ラウンドをフルに戦い“ドロー”に終わった。2分×8ラウンドの特別ルール。正式なジャッジはなかったが、WBCの元王者ら3人の特別ジャッジがリモートで非公式採点を行い3者3様の引き分けと判定した。

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 15年5か月ぶりのリング復帰となったタイソンは、45キロもの減量をし鍛え上げた肉体でこの試合に挑み、随所に54歳とは思えぬ、小刻みに上体を揺らす往年の動きと、フック、ボディのパワーを披露。一方のジョーンズは、クリンチでその攻撃を止めるが精一杯で、米の専門メディアの調査によると、データのトータルは、タイソンが193発中67発(ボディが35発)の効果パンチを放ち、ジョーンズは236発中37発(ボディが4発)というものだった。

 試合はタイソンが優勢で、元2階級制覇王者で映画の題材にもなったビニー・パジェンサがつけた「80―76」でジョーンズ支持のフルマーク採点は理解できないが、それもエキシビションゆえのリスペクトだったのか。米英メディアは、この試合に総じて高評価を与えた。

恥ずかしい試合ではなかった

 米ヤフースポーツは、「タイソンとジョーンズの合わせて105歳のボクサーがリングに復帰した。(試合は)悪くなかった」と伝えた。
 記事は「公式な採点はなかったが、WBCからの有名人によるジャッジはドローとした。ヤフースポーツ採点はタイソンに6ラウンドを付け、78-74とした」と紹介。

「50歳以上の男が戦うというアイデアは良いものではないが、懸念にもかかわらず、ショーとしては面白かった。演出は一流で合間の音楽も良く、これらが試合を上回ることもなかった」と評価した。

 さらに「昔の戦いからはほど遠いパフォーマンスだったが、恥ずかしいものでもなかった。カリフォルニア州アスレチックコミッションのアンディ・フォスター氏が『彼らは激しく、しかしお互いに殺し合おうとはしないように戦う』と語っていたように戦った。両選手は3ラウンドまでに激しく息をしていたが、最後までやり遂げた。彼らは2分の8ラウンドを戦い、プロのヘビー級が使用する10オンスの代わりに12オンスのグローブを着けた。だが、茶番のようには見えずレジェンドたちが取り組む様子を見るのは楽しかった」と伝えた。

 米CBSスポーツは、「タイソンとジョーンズのレジェンドによる土曜日のエキシビションマッチは、リングで何が起こるかを予想するのは不可能だった。合わせて105歳という年齢や、ルールの不確かさが予想をさらに難しくしていた。だが彼らはWBCが指名したジャッジの採点で引き分けとなる2分8ラウンドの間、できる限りハードに戦った」と絶賛した。

 試合内容については、「どちらの男も適切な量のパンチを打ち込むことができず、荒れるぎりぎりのところだった。レフェリーのレイ・コロナ氏によってほどかれるクリンチになる前に両者ともに1度にパンチ2発以上を放つようには見えなかった。ジョーンズはノールックジャブや足の動きといった往年のスタイルをちらりと見せた一方で、タイソンは、時折彼の代名詞である左フックを少し離れた距離から決めた」とレポートした。

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 米フォックススポーツは「完全なる狂気のタイソンが戦って見せるが、復帰戦はどういうわけか引き分けに終わる」との見出しを取り、「タイソンとジョーンズは存在感を見せた。ただ我々が見慣れたものとはいかなかった」と伝えた。

 記事は、「54歳のタイソンは優勢に見られたにもかかわらず、快く引き分けを受け入れた」と大人の対応を見せたタイソンに注目。

「ノックアウトパンチもなかったが、迫力に欠けるスパーリングセッションとなる恐れは、元ヘビー級王者のタイソンがスリルを大衆に楽しませようと序盤に前に出たことでなくなった。我々は、何を見ることになるか分からなかったが、両者の顎は持ちこたえた。印象的だったのは、ラウンド後半までまだ試合があったことだった」と、1ラウンド2分の特別ルールだったとはいえ、準備を積んだ2人が、フルラウンドを戦い切ったことを称えた。

 英国のBBCは「タイソンとジョーンズが『エキシビションマッチ』で人を惹きつけるドロー」という見出しを取り、「エンターテインメント性を十分に引き出したことで、この2人が金儲けのための茶番をつくり上げるのではないかの不安は消えた」と称えた。

 同記事はタイソンの試合後の「さらに踏み込んでもっとやり続ける」とのコメントを紹介した上で、ヘビー級の“レジェンド”ジョージ・フォアマンの『これまで見た中で最高のエキシビションだった』とのツイートや、元2階級制覇王者のデビット・ヘイ氏の「試合は好戦的だった」とのコメント、元WBC世界スーパーミドル級王者のリッチー・ウッドホールの「2人のどのような姿、体形でも面目を失わなかった」とのコメントを掲載した。

 一方、厳しい見解を伝えたのが、ボクシング専門サイトのBoxingnews24.comだ。

「タイソンとジョーンズは土曜日夜に行われた50ドル(約5200円)のペイパービューによるエキシビションマッチで失望の8ラウンド引き分けを戦った」と報じた。

「審判たちはペイパービューで今後もエキシビションマッチを売り続けたいタイソンにとって良くない引き分け試合とした」と紹介した。 公式採点はなかったが、WBCが用意した特別ジャッジの元WBC女子世界スーパーウェルター級王者のクリスティ・マーティンは「79ー73」でタイソン、元WBC、IBF世界ライトヘビー級王者のチャド・ドーソンは「76-76」のドロー、そして前出のビニー・パジェンサは「80―76」でジョーンズに付けてドローとなった。

「今後、タイソンはファンが見たいと興味を示す相手と対戦しない限り、もう試合を行うのは難しくなるかもしれない。何よりもファンは今夜のイベントを台無しにしたジョーンズの汚いホールディング行為のない本当の戦いを見たがるだろう」と、反則ギリギリのクリンチ作戦でタイソンの攻撃を封じたジョーンズを批判した。
 さらに「タイソンが今後もエキシビションマッチを続けるためにはノックアウトを奪う必要がある。ファンは、相手に対して気楽に構えるタイソンを見るために50ドルを払いたくはならないだろう」と厳しい意見を掲載した。

 試合後、タイソンは、「次のエキシビションマッチでは、さらに動きがよくなるだろう。私はまた再び戦う」と、第二章があることを宣言した。

 英国のメトロ紙によると、タイソンは南フランスでのエキシビションマッチを計画しているという。「54歳の鉄人タイソンは、ここを彼のボクシングの旅路の終わりとは考えておらず、この戦いの主要目的である慈善活動をさらに進めるため、グローブをもう一度手にしたがっている。彼は、フランスで欧州の選手と対戦できるというエキシビションマッチ計画を持ちかけた。彼と共にリングに上がりたがっているボクシング界のレジェンドたちは数多くいる」と説明。タイソンは、「2カ月ごとに定期的にエキシビションマッチを行いたい」とも語っているという。

 マッチメイク次第では、54歳とは思えぬ動きを見せたタイソンがKOシーンを演出するのも可能だろう。そのうちタイソンはリアルファイトを求めるのかもしれない。

 タイソン初黒星」「耳噛み」「破産」「大麻etc.破天荒ヒストリー 

スポーツ報知 2020年11月30日(月)6時00分配信

プロボクシング ▽エキシビションマッチ8回戦 マイク・タイソン(引き分け)ロイ・ジョーンズ・ジュニア(28日、米ロサンゼルス・ステープルズセンター)

 元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(54)=米国=が、2005年6月以来、5649日ぶりのリング復帰で鉄人ぶりを見せつけた。元世界4階級制覇のロイ・ジョーンズ・ジュニア氏(51)=米国=との慈善目的のエキシビションマッチは、50歳過ぎとは思えない、スピードとスタミナで終始相手を圧倒。勝負はドローに終わったが「俺は人々を励ますために戦ったんだ」と笑みを浮かべた。

 ◆ タイソンの破天荒ヒストリー

  最年少記録 少年院でボクシングと出会う。1986年11月22日、WBC世界ヘビー級王者バービックを2回TKOで破り20歳4か月の史上最年少で世界ヘビー級王座を奪取。

  王座統一 87年8月1日、タッカーを判定で下し、WBA、WBC、IBFの史上初の3団体ヘビー級王座統一に成功。

  東京ドーム こけら落とし興行の88年3月に元王者タッブスを2回KOで粉砕。90年2月の防衛戦でダグラスにKOで敗れ、プロ初黒星を喫する。

  逮捕 91年に婦女暴行で逮捕。禁固6年、罰金3万ドルの実刑判決が下り95年3月まで収監。99年2月には暴行罪で約3か月収監。

  耳かみ事件 97年6月、WBA世界ヘビー級王者ホリフィールドに再挑戦し、3回途中に耳をかむ反則行為で失格負け。無期限のライセンス停止と罰金300万ドルの処分。

  破産 03年8月、3億ドルを使い果たし破産申請。全盛期は虎をペットにしていた。

  大麻 カリフォルニアに購入した東京ドーム約3個分の土地で、州内で合法の大麻を中心としたリゾート農園を経営中。

 UFC社長想像以上だったタイソンVSジョーンズ戦絶賛 

eFight 2020年11月30日(月)11時35分配信

 北米MMAメジャー団体「UFC」のダナ・ホワイト社長が、11月29日(日本時間)にヘビー級エキシビションマッチで戦ったボクシング元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54=米国)とボクシング元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズ・Jr(51=米国)を絶賛した。

 ”世紀のエキシビションマッチ”として世界中の注目を集めた本試合は、15年ぶりのリング復帰を果たすタイソンのKO劇に期待が集まったが、タイソンが始終積極的に攻めボディを効かせ、ジョーンズがクリンチやアウトボクシングで凌ぐ展開だった。
 エキシビションのためドロー決着となったが、50代の両者が2分8Rを戦い抜いた姿に感動した多くの声が聞かれた。

 ホワイト社長は同日に行われたUFC大会の試合後会見で、タイソンvsジョーンズ戦に尋ねられると「格闘競技は本来、若い人間が行う競技だ。しかし(タイソンは)本当に素晴らしかった!ぶっ飛ばされた気持ちになったよ」と興奮。続けて「ロイ(ジョーンズ)が心配だ。彼の方が疲れただろうね。二人のパフォーマンスは満足さ。二人が莫大な金を稼いだことを期待するよ。とにかく、私の想像を越えた内容だった」と話し、タイソンが今後もこのエキシビションマッチを続ける考えに賛同した。

 ホワイト社長は学生時代にボクシングのトレーニングを重ね、その後、ボクシング指導やフィットネスボクシングのジム経営など行っており、自身も51歳と同世代の年齢から、タイソンとジョーンズのパフォーマンスの凄さを身に染みて実感したのかもしれない。

 〔試合後会見〕タイソン出れたことが幸せ」ジョーンズ「生きて還れた」 

eFight 2020年11月29日(日)18時59分配信

 11月29日(日・日本時間)に米ロサンゼルスのステープルズ・センターで”世紀のエキシビションマッチ”として対戦したボクシング元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54=米国)とボクシング元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズ・Jr(51=米国)。2分8ラウンドのヘビー級エキシビションマッチでは、タイソンが始終積極的に攻めボディを効かせたが、ジョーンズがクリンチやサークリングで凌ぎ、エキシビションのためドロー。二人は試合後の記者会見でそれぞれ心境を語った。

 ジョーンズは試合を振り返り「少し疲れたが、気分は良い。なんせ生きて帰ってくることができたので。明日から生きていける」と満足げな表情。

 タイソンのパンチについて聞かれると「痛かったさ。全てのパンチが強烈だった。私に当たった全てのパンチは痛かったよ」と話し、接近戦の展開でタイソンのパンチを被弾しない為に、レノックス・ルイス戦やホリフィールド戦の過去の試合を参考。用意していた戦術として、接近戦ではクリンチワークで身を守り、アウトボクシングで攻めるようにしたと説明した。

 さらに「ボディショットは効いた」と話すも、もらったパンチで意識を飛ばすこともなくドローに持ち込めたことを満足した。

 しかし、米スポーツメディア『ESPN Ringside』の情報によれば、タイソンとジョーンズがパンチを当てた数はタイソン「67」に対しジョーンズが「37」。その内の強打に関しては、タイソンが57発でジョーンズが28発と、数字の上でもタイソンが圧倒した結果となった。

 一方、内容も結果も圧倒的だったタイソンだったが、開口一番で「相手にKOされなかったのでよかった」と謙虚なコメント。その理由を尋ねられると、これまでの練習でスパーリングパートナーにやられていたので、実際の試合では死ぬ可能性があると対戦相手に畏怖の気持ちを持って挑んだからだと説明。

 自身のパフォーマンスについても「全ての面でもっとやれたはずだった。次戦はもっと良いものにする」と語った。

 対戦したジョーンズについては「彼の戦いはスマート。ダメージを与える硬いパンチを与えるのは難しかった。良いパンチを当てても、一切顔に出さないので効いているか、分からなかった」と、ジョーンズの戦いぶりを賞賛。

 そして「8ラウンドも彼とあの場に立てて幸せだった。だからスコアカードも無観客も、私にとって意味のないものだった」と満足した様子を見せた。

 タイソンは次の展開として、南フランスのモナコなどで欧州のファイターとのエキシビションマッチにも興味があるとも語った。

 54歳タイソン肉体キレキレ終始優勢Rドロー 

サンスポ 2020年11月29日(日)18時18分配信

 プロボクシング・ヘビー級エキシビションマッチ(28日=日本時間29日、米カリフォルニア州ロサンゼルス、ステープルズ・センター、観衆=無観客)「鉄人」vs「天才」。レジェンド同士による夢の対決が行われた。元WBA、WBC、IBF世界同級統一王者のマイク・タイソン氏(54)が約15年ぶりにリングに上がり、同級を含む元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ氏(51)=ともに米国=と2分×8ラウンドで対戦。ダウンシーンはなかったが、フルラウンドを闘い抜き、引き分けに終わった。

1ラウンド2分が3分のように長かった

 2005年の試合を最後に実質引退となっていたタイソン氏だが、キレキレの肉体で帰ってきた。約15年5カ月ぶりのリングで年齢を感じさせない軽快な動きを披露。左右のフックなどを振るい終始優勢に進めたが、WBCが指名した元世界王者3人によるリモート採点は引き分けだった。

 「みんなが喜んでくれたならそれでいい。8ラウンド闘い抜けたことに喜びを感じている」

 試合は無観客で実施。通常の1ラウンド3分ではなく、安全面を考慮して2分で行われた。タイソン氏は「この2分が3分のように長かった」と、さすがに現役時代のように豪快なKO勝ちとはいかなかったが、「またやりましょう」と“次戦”にも前向きだった。

ジョーンズ氏彼のパンチは本当にすごかった

 タイソン氏のパワーとスピードに手を焼いたジョーンズ氏は「彼のパンチは本当にすごかった。ボディーへのパンチも効いた。マイクのことが大好きだが、彼のパンチを食らうとなれば別」と脱帽した。

 前日の計量ではジョーンズ氏より5キロ近く重い99・9キロ。この2年で体重を45キロほど落とし、ランニングマシンで走る時間は15分から2時間に増えた。妻の協力を得て食事を菜食中心に切り替えるなどして体を絞り込んだ。 かつてヘビー級で圧倒的な強さを誇ったスターは「全てが地獄だった」という努力を経てリングに戻った。

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人々励ますためファイトマネー大半寄付へ

 ファイトマネーは最低でもタイソン氏が約1000万ドル(約10億4000万円)、ジョーンズ氏が約300万ドル(約3億1200万円)とされる。タイソン氏はその大半を寄付する意向。暴行事件などを起こして何度も逮捕されるなど“悪童”ぶりも有名だが、「人々を励ますために試合に出た」と紳士的なコメントを残し、笑顔でリングを後にした。

 54歳タイソン試合直前マリファナ使用していた!

THE PAGE 2020年12月1日(火)5時00分配信

 プロボクシングの元世界ヘビー級3団体統一王者のマイク・タイソン(54、米国)が15年ぶりの復帰戦となった元4階級制覇王者のロイ・ジョーンズ・ジュニア(51、米国)との2分8ラウンドの特別ルールのエキシビションマッチの直前にマリファナを使用したことを告白して波紋を広げている。USAトウデイ紙のインタビューに答え明らかにしたもの。今回の試合ではドーピング検査が実施されていたが、マリファナは禁止薬物から除外されていた。カリフォルニア州では大麻(マリファナ)の娯楽使用は合法で“罪”には問われないが、今後のタイソンの現役続行の障害にはなっていきそうだ。

試合直前にマリファナを吸ったか?「もちろん、イエスだ

 衝撃の告白だった。

 USAトウデイ紙の報道によると、タイソンは28日(日本時間29日)に行われたエキシビションマッチ後に「試合直前にマリファナを吸ったのか?」と同メディアに質問され、なんら表情を変えることなく「もちろん、イエスだ」と答えて使用を認めた。
 そして、こうも続けた。

「私は(マリファナの)喫煙をやめられないんだ。私は戦いの間にも喫煙した。申し訳ないが、私は(マリファナの)喫煙者なのだ。…私は毎日、(マリファナを)喫煙する。(試合が決まってもマリファナの)喫煙をやめなかった」

 同紙は、「タイソンは、2年半前にコカインを止めたと宣言していたが、マリファナの使用については別だった。それはリング内でもだ」と伝えた。

 今回の試合ではエキシビションマッチでありながらカリフォルニア州のアスレチック・コミッションは、ドーピング検査を実施したが、その禁止薬物から大麻(マリファナ)は除外していた。タイソンが常用者であることに配慮したとみられる。それゆえエキシビションマッチの試合直前に使用したことに問題はない。

 しかも、米国では、カリフォルニア州など8つの州で大麻(マリファナ)の医療目的だけでなく、娯楽目的での使用も合法化されているため、罪に問われることもない。

 またカリフォルニア州は大麻の販売もOKで、タイソンは、数年前から「タイソン農園」という巨大な“大麻農園”をカリフォルニア州の郊外に所有して、“大麻ビジネス”に手も出している。

 タイソンは、マリファナ使用の理由を「私自身が何ものであるかを示すためだ」と説明した。

「(マリファナ使用は)ジョーンズ戦の試合中の痛みを麻痺させるためにも役立ったのか?」との問いに「いや痛みを麻痺させることはできない。それは私自身を麻痺させただけだ」と答えている。

 54歳のタイソンvs51歳のジョーンズの“レジェンド対決”は“ドロー”に終わったが、その試合内容は、全米のファンやメディアに好意的に受け止められていた。

 USAトゥデイ紙も「タイソンにはフィット感がありパワフルで、ジョーンズにハードパンチを放ち試合は面白かった」と評価した。 

 2005年6月のケビン・マクブライド(アイルランド)戦で、6回TKO負けして以来、15年ぶりの復帰となったタイソンは、45キロもの減量を試みて99,9キロのシェイプアップされた肉体でロスのステープルズ・センターに作られた無観客の特別リングに上がった。

 1ラウンドから、現役時代を彷彿させる、上体を素早く小刻みに揺らしながらプレッシャーをかけるスタイルでジョーンズを追い詰め、現役時代同様、鋭いステップインから左フック、左ボディを叩き込んだ。ヘッドスリップで、パンチを外してから左を上下に放つ往年のコンビネーションブローも披露した。

 ジョーンズのクリンチワークに苦しみ、使用グローブが通常の10オンスでなく12オンスだったこともあり、KOシーンは演出できなかったが、専門機関のデータによると、この夜、タイソンは193発のパンチを放ち67発の効果打を命中させた。

 ジョーンズの効果打は37発しかなく、タイソンの優勢は明らかだったが、WBCが依頼した非公式ジャッジの3人の元世界王者のうちの一人、元2階級制覇王者のビニー・パジェンサは「80―76」でジョーンズを支持。また元WBC、IBF世界ライトヘビー級王者のチャド・ドーソンも「76-76」のドローとつけ、2人のレジェンドが傷つかないように配慮した。

 ジョーンズが、度重なるクリンチを仕掛けて、タイソンの腕を絡みとるホールドの反則を犯しながらもレフェリーが厳しく注意しなかったのは「この試合はエキシビションであって殺し合いではない」とのカリフォルニア州のアスレチック・コミッションの方針に従ったものだとも考えられている。

 タイソンも「引き分けでいいよ。みんなが喜んでくれればそれでいい」と、大人の対応をしていた。さらに「これからは(調子が)どんどん良くなっていくだろう。今後も戦う」と、エキシビションマッチの続行を宣言した。

 だが、マリファナの常用を明らかにした以上、今後の活動には障害が生まれることが予想される。

 タイソンはUSAトゥデイ紙に、今後、南フランスのリゾート地であるサントロペや、モナコで欧州のボクサーとの対戦計画があることを明かしたが、フランスではマリファナの使用は認められていない。

 過去、タイソンは日本でも東京ドームで2度防衛戦を行い、1990年のジェームズ・ダグラス(米国)との試合ではKO負けして王座から陥落、世界中に衝撃を与えたが、大麻の常習を明らかにした以上、エキシビションマッチでの日本凱旋も難しいだろう。

 また同紙によると、タイソンは、ジョーンズとの再戦だけでなく、WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(英国)や、WBA、IBF、WBOの3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)、前WBC世界同級王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)ら現役のヘビー級トップとの戦いに関心を示しているという。

 もし、それが“リアルファイト”であれば、マリファナがドーピングの禁止薬物から除外されることはなく試合の実現は不可能。たとえ、エキシビションマッチであっても、相手が現役王者ゆえに、今回のようなドーピングの禁止薬物からマリファナを除外するという寛大なルールになるかどうかもわからない。いずれにしろ一躍、スポットライトを浴びたタイソンの復帰ロードには、この先、問題は残る。

 タイソンは、試合後、「私は自分のエゴのために戦ったわけではない。自分のことよりも恵まれない人々を助けることを目的にしている」とも語り、今後も、チャリティーが目的の試合を続け、今回、最低保証で10億円あるとされるファイトマネーも慈善団体に寄付することを明らかにしている。その志は素晴らしいのだが…大麻を吸いながらファイトして子供たちに夢は語れないのかもしれない。

 71歳フォアマンタイソンタイトル戦チャンスある 

THE ANSWER 2020年12月1日(火)11時33分配信

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は28日(日本時間29日)、米ロサンゼルスで元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏とエキシビションマッチを行った。15年ぶりのリング復帰は引き分けだったものの相手に猛攻。元世界ヘビー級統一王者ジョージ・フォアマン氏(いずれも米国)は戦いを称賛し、「彼はチャンピオンになれる。相手をKOできる」などと語ったようだ。米メディアが報じている。

 久々のリングで強烈なボディーを放つなど、ジョーンズJr.に攻勢を緩めなかったタイソン。大注目の一戦で、50代とは思えない力強さを披露した。米紙「USAトゥデー」は「フォアマンは54歳のタイソンがヘビー級のタイトルを獲得する道を心に描いている」と見出しを打って記事を掲載している。

 フォアマン氏は45歳だった1994年、WBA&IBF世界ヘビー級王者マイケル・モーラーにKO勝ちして王座を獲得しているレジェンド。同紙は「そして26年後の今、54歳のマイク・タイソンにその記録を塗り替えられる可能性があると話している」と本文に記載し、驚きの予想をしているフォアマン氏のコメントを紹介している。

 同氏は「もし彼(タイソン)が今のように体をシャープに保ち、他の全てのことも上手く行けば、彼はタイトルを懸けて戦うチャンスがやってくるだろう」「もし適切なマネジメントがしっかり行われれば、彼はチャンピオンになれる。相手をKOできるはずだ」と語ったという。

ジョーンズJr.戦で光った修正能力とは

 15年ぶりのリング復帰を果たしたタイソンの戦いぶりについて、フォアマン氏は「タイソンは見事だった。彼は成し遂げたんだ。ジョーンズJr.はKOされない為に自分の持っている全てのスキルを使わないといけなかった」と称賛。続けてこう語っている。

「私が最も注目したいのは、最初の彼の多くのパンチが不発だったことだ。自分のポジショニングがずれていると分かったんだ。そして彼は軌道修正した。その後、ジョーンズJr.は初回や2回のときのタイソンと違ったことに困惑しただろうね。そのことが何より感心したことだ。彼は試合の中で冷静さを保っていた」

 試合中の修正能力に感心したというフォアマン氏。タイソンのエキシビションマッチは、71歳のレジェンドの心を奮わせていたようだ。

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