【大谷翔平】MLB開幕<初先発+2番スタメン>注目の結果は?
大谷翔平「リアル二刀流」先制弾&5回途中3失点、走者と接触して転倒…⚾1050日ぶり勝利投手目前で負傷降板
スポニチアネックス 2021年4月5日(月)11時38分配信
◇ ア・リーグ エンゼルス―ホワイトソックス(2021年4月4日 アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)は4日(日本時間5日)、本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場。投手として今季初登板し、投打同時出場の「リアル二刀流」を本格始動させた。打っては先制本塁打するなど2打数1安打、投げては5回途中3失点で、1050日ぶりの勝利投手目前で降板し、勝敗はつかなかった。
今年のキャンプでリアル二刀流は2試合経験しているが、公式戦ではメジャー移籍後、初。初回の投球は2死から四球を与えたものの無失点で、2回は最速162キロを記録するなどし2三振を奪って3者凡退。3回は先頭のハミルトンに左前打されて二盗を許したが後続を抑えた。
4回は2四球で2死一、二塁とされたが、ロバートを空振り三振。3点リードの5回に2死満塁からモンカダに暴投し1失点。なおも二、三塁でモンカダを空振り三振に仕留めたが、振り逃げの間に2者が生還し同点。 この時に本塁ベースカバーに入った際に、走者のスライディングで足をすくわれ転倒し、降板した。勝利投手の権利を得るまであと1人と迫っていた。
打っては、初回の第1打席でホ軍の先発右腕・シーズの初球直球を完ぺきにとらえて右中間に飛距離137メートルの2号本塁打。先発投手が7番より前の打順で本塁打したのは、1933年にベーブ・ルースが3番で打って以来88年ぶり。エンゼルスの投手の本塁打は、1972年のフライド・ライトが放って以来49年ぶり。2回2死一塁からの第2打席は中直、4回2死一、三塁からの第3打席は遊ゴロだった。
球団によると公式戦で「2番・投手」で先発して他の守備位置に就かないのは、1903年のジャック・ダンリービー(カージナルス)以来118年ぶり。1973年にDH制が採用されたアメリカン・リーグの試合でエンゼルスの投手が投打同時出場するのは初めて。過去45年でア・リーグの投手が投打同時出場したのは2009年5月17日にタンパベイ・レイズのアンディ・ソナンサイトがたったひとり果たしている。
大谷は18年10月に右ひじ手術を受け、19年は打者に専念。昨年7月26日(同27日)のアスレチックス戦で2季ぶりに投手復帰したが、投手復帰2戦目となった同8月2日(同3日)のアストロズで右前腕部を痛め、その後は再び、打者に専念した。この日は245日ぶりの公式戦のマウンドで、勝利すれば18年5月20日(同21日)のレイズ戦以来、1050日ぶりの白星だった。
大谷翔平⚾160㎞超&137m特大弾「これは現実なの」?
THE ANSWER 2021年4月5日(月)11時16分配信
ホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ホワイトソックス戦で「2番・投手」で出場。投手として初回を無失点に抑えた後、初回の第1打席で2試合ぶりの2号弾を放った。公式戦で“リアル二刀流”を体現する大谷に対して、現地の記者からは次々と感嘆が漏れている。
投げて、打って、大谷が文字通り二刀流で躍動した。投げては100マイル(約161キロ)を超えるファストボールとスプリットで相手打線を抑え、打撃では初回に飛距離137メートル&打球速度185キロ超の超速ライナー弾。これにツイッター上の米記者からも驚きの声が上がっている。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者は「ショウヘイ・オオタニは100マイル超えの投球と450フィート超えの本塁打を同じイニングに記録したMLB史上初の選手に。この記録に関しては、リサーチする必要すらない」と驚きをもってツイートしている。
さらに米野球データ会社「ファングラフ」のデビン・フィンク記者も「ショウヘイ・オオタニはどう存在してるんだ? どうすればこれが現実なんだ」と驚きを通り越し呆れるように綴れば、MLB公式サイトのダレン・ウィルマン氏も「115マイルの強打ができて、100マイルのボールを投げられる能力を持っているのを想像してみてよ。ショウヘイ・オオタニは信じられない選手だ」と衝撃の大きさを伝えている。
大谷翔平“二刀流”ホームデビュー⚾地元メディア大絶賛
THE DIGEST 2021年4月6日(火)5時32分配信
米国最古の新聞も…
エンジェルスの大谷翔平が米球界に新たな衝撃を与えた。現地時間4月4日、ホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場した日本の至宝は、投げては5回途中2安打3失点に抑え、打っては第1打席で目の覚めるような特大のホームランを放った。
メジャーのレギュラーシーズンでは初めて実現した大谷の“リアル二刀流”は、初陣でいきなり猛威をふるった。なかでも鮮烈だったのが、初回のパフォーマンスだ。1回表に、今シーズンのメジャー先発投手で最速となる100.6マイル(約161.9キロ)をマークすると、その裏の第1打席では97マイル(約156キロ)の高めのストレートを完璧に捕らえ、ライトスタンドへ451フィート(137メートル)の大きな一発をかっ飛ばしたのである。
初回に魅せた規格外のプレーの連続に、海外メディアも驚きと称賛の言葉を並べた。米スポーツメディア『NESN』は、その衝撃の大きさと、今後に対する期待を綴っている。
「腕とバットで、完全に常軌を逸したイニングだった。彼はMLBのファンに、記憶しておくべきイニングを与えた。残された我々は、投打両方の出場が2021年の間ずっと、当たり前の出来事になることを期待している」
米国最古の新聞とも言われる『NEW YORK POST』も、投打で出色のパフォーマンスを見せつけた大谷に「最もクレイジーなイニングの1つを残した。彼は我々を魅了し続けている。このエンジェルスのスターは、投打両面で恐ろしい、異常なスキルをすぐに見せつけた」と舌を巻き、米メディア『UPROXX』も、「シーズン最初の先発の最中に、月に向かって打球を放った」という見出しを打った特集記事内で、球史に名を残さんと邁進する26歳のポテンシャルに最大級の賛辞を送っている。
「二刀流スターの素晴らしい才能の煌めきは、彼を野球というスポーツにおいて可能な限りの類まれな選手にしている。100マイル(約161キロ)に達し、90マイル(約145キロ)前半の不気味な変化球を混ぜることのできる投手はオオタニだけではないが、あれもこれもできるのはオオタニだけだ。マンモスホームランを放つことで、彼は2番起用の決断にも報いた。
つまりは、この男はばかげているのだ。我々が望むことは、フルシーズン彼が才能を披露することだ。なぜならそれは、少なくとも長い間、もしかするとこれまで一度も野球界が見たことのないものだからだ」
投打にメジャーを驚かせた2018年のルーキーイヤーも、1試合でその両方をこなしたことはなかった大谷。さらなる進化を遂げた4年目の“怪物”は、この先、どんなことをやってのけるのか――。期待は高まる一方だ。
大谷翔平、スライディング転倒4回2/3⚾アクシデント降板
Full-Count 2021年4月5日(月)11時48分配信
球団は大谷の容態について発表「ショウヘイは大丈夫、一般的な痛みがあるだけ」
■ エンゼルス ー Wソックス(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、開幕4戦目の本拠地・ホワイトソックス戦で「2番・投手」で渡米後初の投打同時出場。初回の第1打席で2試合ぶりの先制ソロを放つと、投球では渡米後最速タイ101.1マイル(約162.7キロ)の剛速球で5回途中2安打3失点。走者のスライディングを受け転倒し苦悶の表情を見せ降板する姿に球場からは悲鳴が上がった。
投球では初回2死からアブレイユを四球で歩かせたものの、モンカダを遊ゴロ。2回は絶好調メルセデスを空振り三振に仕留めるなど3者凡退。3回は2死二塁ではイートンを渡米後最速タイ101.1マイル(約163キロ)で遊ゴロに打ち取った。4回2死一、二塁ではロバートを3球三振に仕留めて雄叫びをあげた。
だが、勝利投手の権利がかかった5回。2死満塁のピンチで自らの暴投で失点。さらに続くモンカダの振り逃げと味方のエラーの間に2失点し本塁ベースカバーの際に走者のスライディングを受け転倒。苦悶の表情を見せ降板となった。球場からは悲鳴にも似た声が上がり大谷を心配する姿が見られた。
打っては初回の第1打席で右腕シーズからメジャー通算49本塁打を放った。城島健司を抜いて日本人単独3位に浮上。本塁打の打球速度は今季メジャー最速の115.2マイル(約185.4キロ)をマークしていた。
球団は試合中に大谷の容態について「ショウヘイは大丈夫です。ただ一般的な痛みがあるだけで、明日再検査を受けます。彼は怪我によって交代したのではないとペリー・ミナシアンGMは話しています」と発表した。
信頼関係が築けていなかった?飼い犬に咬まれた男性が意識不明の重体
東スポWeb 2021年4月5日(月)11時40分配信
いったい、どうしてかみついたのか? 鹿児島県薩摩川内市の農道で4日、近くに住む無職の鬼塚正市さん(54)が飼い犬にかまれ、血を流して倒れているのを通行人が発見。119番通報した。
この日、鬼塚さんはビーグル犬に似た雑種の飼い犬と散歩中だったが、発見時には右腕と左耳をかまれるなどして意識不明の重体だった。犬は逃走したが、その後、鬼塚さんの妻が付近で捕獲。約4年飼っていたが、昨年も鬼塚さんのヒジにかみついたことがあったという。
どうしてかまれることになったのか詳しい状況は分かっていないが、ビーグル犬といえば一般に中型犬に分類される。中型犬のかむ力は約150キロ。人のかむ力は最大で60~70キロで、その倍以上もある力でかまれたら、どうなるかは自明だ。
「犬のかむ力は小型犬で100キロ、中型犬で150キロ、大型犬にもなれば200キロと言われる。ただ、犬は牙があるので一点にかかる力はより大きくなり、食い込むことで引き裂くことを可能にする。かわいく見えても、その瞬発力やかむ力は人間をはるかに凌駕しており、しつけを間違うと人間にとって最も身近な猛獣になる」(ベテランドッグトレーナー)
とはいえ、長い歴史の中で人と犬は良好な関係を築いてきたはず。それがどうして飼い主を意識不明の重体にするまでかんでしまったのか?
「犬が人をかむには、多くの場合に理由がある。恐怖だったり、縄張りを守るためだったり、所有物を奪われたと感じたときだったり、理由は様々だ。今回は飼い主が過去にもかまれた経験があること、さらに意識を失うまで執拗にかんだことを考えると、何らかの理由で飼い主との信頼関係が築けていなかった可能性が高い」(同)
犬との信頼関係はしつけによって培われる。いくら人の側が溺愛したとしても、正しいしつけができなければ危険なことが起こり得る。コロナ禍で犬を飼う人は増えたが、正しいしつけを心がけたい。
人間でいえば“百寿”「ボロボロだった」21歳を迎えた保護猫にお祝いコメント2000件
まいどなニュース 2021年4月4日(日)16時10分配信
「最愛のモコ。無事に21歳を迎えることができました人間で言うと100歳。
百寿のお祝いしました。こんなに長くそばにいてくれてありがとうね。愛してる」
4月1日、“百寿”を迎えて桃色のちゃんちゃんこを着るサビ猫モコちゃんの投稿写真にたくさんのお祝いコメントが寄せられ、Twitterで大きな話題になりました。こちらの23万超のいいねがついた投稿は、花びらのようにヒラヒラした猫用の「ザビエル首輪」製作者として有名なインスタグラマーのmaiさん(@maihimemoco)のツイート。飼い猫のモコちゃんが20歳を超えたことに喜びもひとしおというmaiさんに、モコちゃんとの出会いからこれまで歩んできたモコちゃんとの生活などについてお話を伺いました。
モコちゃん、4月で21歳🐱手作りの桃色ちゃんちゃんこでお祝い
――21歳を迎えたモコちゃんのツイートにたくさんのお祝いのコメントが寄せられましたね。
maiさん:「インスタ、Twitter合わせたら2千件くらいのお祝いコメントいただきました。優しいお言葉ばかりで、うれしいです。あらためて大勢の方に愛されている21歳のモコを誇りに思いました」
――モコちゃんの“百寿”のお祝いをされたそうですが、桃色のちゃんちゃんこは手作りですか?
maiさん:「はい。昨年は20歳のお祝いで振袖を作り、今年は人間で言うと100歳ということで、百寿のお祝い用に桃色のちゃんちゃんこを作りました。座布団とお帽子も含め、私の母が作ってくれたんです。お祝いしているときのモコは、目をランランとさせてうれしそうでした。私がうれしそうにしていたからなのかもしれません」
出会いは20年半前…バイト先の道ばたで保護
――モコちゃんとの出会いは?
maiさん:「20年半前の2000年9月に出会いました。当時学生だった私のバイト先のバーの前の道を歩いていたモコを発見。『危ないよ!』と声をかけて店に入ったのですが、ガラス扉の前でずーっと私を見ていて。見かねたマスターが『危ないからトイレに保護しておいていいよ』って言ってくれて。バイトが終わってから自宅に連れ帰りました。
そのときは実家暮らしだったので、既に犬2匹猫1匹飼っていました。なので、モコの里親さんを探そうと考えていたんです」
――保護した当時は、里親探しをしようと思っていたんですね。お誕生日は「4月1日」とのことですが、保護した猫ちゃんなのになぜ?
maiさん:「動物病院で診てもらった際には『生後半年以上は経っている』と言われ、逆算すると実は3月生まれ。ただ、少しでも若い方が里親さんも決まるかなと思って、4月1日にしました。実際はもう少し年を取っています。
保護したころのモコは歯周病がひどく、とにかく口が臭かったのです。口が痛いのかご飯もあまり食べられず、ガリガリでした」
――そんなガリガリだったモコちゃんが“百寿”を迎えられたのはとても感慨深いですよね。
maiさん:「出会ったときはぼろぼろだったので…こんなに長生きしてくれるなんて夢にも思っていなかったです。こんなに長く私のそばにいてくれて感謝と感動です」
モコちゃんの長生きの秘訣は?
――モコちゃんが11歳とのとき、モコちゃんのことを中心に考えて家を建てたそうですが。
maiさん:「そうです。建てる前は、トレイを2つ置いても臭いがこもると、お布団におしっこをしてしまったりしていました。なので、臭いがこもらないように換気扇と小窓を付けた猫トイレ部屋を作ったところ、この10年間、粗相はありません。
このほか、日向ぼっこしやすい出窓をつけたり、3階へ行く階段で遊んだりくつろげるように特注で作ってもらいました」
――快適なおうちで過ごされているモコちゃん。長生きの秘訣やmaiさんがモコちゃんのために気を付けていることなどを教えてください。
maiさん:「モコは13歳から腎臓の数値が悪いので、朝晩お薬飲んでいます。朝は乳酸菌を混ぜたフード。でも、基本的に療法食じゃなきゃダメとかにせず、食べてくれるものなら何でもオッケーにしています。そして、何よりストレスフリーに暮らせるようにサポートしています。要求されたことはこたえていますね」
――最近のモコちゃんのご様子はいかがですか?
maiさん:「定期的に血液検査しています。腎臓の数値は相変わらず良くはないですが、8年間キープできています。すごいと思います。階段も登れるし、保護した子猫が来ると鬼ごっこもします。ただ、耳は聴こえていません。歯もほぼありません。でも、元気です!」
――元気が一番ですね。モコちゃんの性格や好きな食べ物などを教えてください。
maiさん:「性格は人見知り、猫見知りもなく、穏やかな子です。出会ったときから私にべったりです。食べ物はお刺身が好きです。めったにあげませんが、あげると目の色変わります(笑)。それと、ブラッシングと私のマッサージ、日向ぼっこが大好きです」
モコ・コト・チコの元保護猫は仲良し“3姉妹”
――モコちゃん以外にも2匹の元保護猫ちゃんがいらっしゃるそうですが。
maiさん:「もうすぐ8歳の白猫コトと1歳のシャム三毛猫チコです。コトは、廃墟の庭にいたところを私の友人が保護してくれた子です。とても頭が良くて、空気を読む子。保護した子猫に優しいです。
チコは預かりさんの募集をしていた子です。外にいて危険なのですぐにうちに連れてきてもらいました。とにかく、人見知り猫見知りが皆無で、面白い子。私を笑わせるために来てくれたの?っていうくらいおかしな行動をとります。チコも子猫にとっても優しいです」
――モコちゃん、コトちゃん、チコちゃんの“3姉妹”とのこと。仲良しさんだそうですね。
maiさん:「コトもチコもモコにはかなわないと分かっている気がします。チコはモコちゃん子です。よくくっついて寝ています。コトもうちに来たときからずっといるモコには一目置いていて、頭をなめてあげてりしてくれます。“3人”はとても優しい関係でありがたいです。モコもコトもチコも、私にとって大切な宝物。この子たちといると、私は自分らしくいられます」
◇ ◇
maiさんは、元保護猫のモコちゃん、コトちゃん、チコちゃんの“3姉妹”と里親募集を予定している3匹の三兄妹子猫ちゃんたちと暮らしています。6年ほど前から猫ちゃんの保護活動を始め、これまで100匹以上の猫ちゃんを保護。保護費のために 「ザビエル首輪」を発案、製作活動をしているそうです。これからも猫ちゃんたちを末永く愛してくださいね。
■公式Instagram:@maihimemoco
■公式twitter:「コトのおちり ねこ休み展」(@maihimemoco)
犬に絶対与えてはいけない『手作りご飯』3選
わんちゃん本舗 2021年4月4日(日)12時00分配信/平松育子(獣医師)
犬に与えてはいけない食材を知ってる?
皆さんは愛犬にドッグフード以外の食べ物を与えたことはありますか。市販されている犬用のおやつなどは除外して、一度でも手作りしたごはんやおやつなどを与えたことがある飼い主さんは、意外と多いのではないでしょうか。
しかし、玉ねぎやチョコレート、キシリトール、お酒など、犬に与えてはいけない食材は実にたくさんあります。
犬に「何か食べさせたい」と愛情を込めて手作りごはんを与えることは良いことですが、その際は、必ず犬が食べても大丈夫な食材のみを使うようにしましょう。また、できることならば栄養も考えて作ってあげられると、愛犬の健康維持に効果的です。
犬にNGな食材を誤食すると中毒症状を引き起こす
では、もしも犬が食べてはいけない食材を食べてしまった場合、どのような危険が考えられるのでしょうか。すでにご存知の方も多いと思いますが、食中毒症状を引き起こすリスクが高まります。
食中毒も食べた食材や犬の体格、免疫力によって重症度が異なります。下痢や嘔吐が1日だけ続くなど軽度な症状で終わる場合もあれば、痙攣や昏睡状態に陥ってしまい、最悪の場合、死に至るケースも報告されています。
中毒症状は非常に怖いので、「ちょっとだけなら…」と油断して与えてしまうと、取り返しのつかないことになる恐れもあります。愛犬には、食べてはいけないNG食材を与えないようにしてください。拾い食いなども要注意ですよ!
犬に絶対与えてはいけない手作りごはん3選
では、犬に与えてはいけない食材を使った料理には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、代表的な犬に絶対与えてはいけない手作りごはんをいくつか紹介します。下記の手作りごはんは、避けるかNG食材を使わずに調理するようにしてください。
1. ハンバーグ
多くの人が好きなハンバーグは、ひき肉を使ったジューシーな人気料理ですよね。ハンバーグを食べていると、愛犬が羨ましそうにじっと見てくる…という体験を持つ人も少なくないでしょう。
しかし、一般的にハンバーグには玉ねぎがみじん切りにされて含まれています。また、ソースに玉ねぎが使われていることも珍しくありません。したがって、人間が食べているハンバーグは犬に与えてはいけません。
もしも愛犬にハンバーグを作ってあげたいと考えているようであれば、ソースや玉ねぎは使わずに調理し、与えてあげましょう。
2. 卵かけご飯
日本では、生卵を白米にかけて食べる『卵かけご飯』が朝食の人気メニューとしてあります。しかし、犬にとって卵かけご飯はNGです。
ご飯自体は、与えすぎなければ問題ありませんが、生卵を加熱せず、そのまま体内に取り込んでしまうと、栄養障害を引き起こす恐れがあります。
生卵の白身にはアビジンが含まれていて、ビタミンB群の「ビオチン」の吸収を妨げます。ビオチンが不足すると皮膚炎や脱毛の原因になることがあります。生卵の白身にはアビジンが含まれていて、ビタミンB群の「ビオチン」の吸収を妨げます。ビオチンが不足すると皮膚炎や脱毛の原因になることがあります。したがって、白身を使う場合は、必ず加熱してから与えるようにしましょう。
3. 料理酒を使ったごはん
人間の食事の中には、調味料として料理酒が含まれているものが想像以上に多いです。しかし、料理酒といえども、アルコールです。犬はアルコールを分解する酵素を体内に持っていないため、少量で中毒症状を引き起こします。
一般的に犬のごはんとして市販されているお惣菜の中には、料理酒は含まれていません。これは、犬にとって料理酒が毒素となりうるからです。
したがって、犬の手作りごはんを作る際は、普段私たちが食べている料理を作っている時のように、料理酒を入れてしまわないよう注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬にとって手作りごはんはご褒美と言えるほど嬉しいメニューです。しかし、間違って食べてはいけない食材を入れてしまうと、中毒症状を引き起こす危険性があります。手作りごはんを作る際は、食材や調味料、さらには調理方法に気をつけて料理してください。