イスラム国

2019年10月28日 (月)

【イスラム国】最高指導者(3人の子を道連れに)「自爆死」との報道

IS指導者バクダディのようにんだ トランプ大統領が発表

ロイター 2019年10月28日(月)9時16分配信

 トランプ米大統領は27日、米国の軍事作戦でイスラム国(IS)の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者が死亡したと発表した。会見では「(バグダディ容疑者は)犬のように死んだ。世界は今、はるかに安全な場所になった」と語った。

 大統領によると、バグダディ容疑者は米軍の急襲を受け、自爆ベストを爆破させ、自分の子ども3人とともに死亡した。15分後のDNA検査で本人と確認された。

 作戦は27日未明、シリアのトルコ国境に近いイドリブ県バリシャ村で決行された。目撃者によると、軍用機の音に目を覚まして外に出たところ、兵士たちに地面に伏せるよう言われ、手錠をかけられたという。

 トランプ氏は26日夜遅く、「何か非常に大きなことが起こった」とツイート。

 トランプ氏は、シリア北東部からの米軍撤退決定により、米国に協力してきたクルド人勢力をトルコが攻撃することを可能にした、と批判を受けてきた。

 米軍撤退がISの勢力回復につながるとの懸念が出ていたが、バグダディ容疑者の死亡はそうした懸念を和らげるのに役立つかもしれない。

 トランプ氏は「バグダディの死は、米国がテロリスト指導者を容赦なく追い詰め、ISISや他のテロ組織を永久かつ完全に打ち負かすことにコミットしていることを示している」と述べた。

 トランプ氏は27日、ロシア、トルコ、シリア、イラク、そしてクルド人勢力の支援に感謝を表明した。

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ISIS最高指導者バクダディ容疑者、米軍の急襲で死亡か シリア

CNN.co.jp 2019年10月27日(日)14時06分配信

 米軍部隊が26日、シリア北西部で過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者を標的とする急襲作戦を遂行し、同容疑者が死亡したとみられることがわかった。

米国防総省高官と作戦などの情報に通じる消息筋が明らかにした。死亡の最終確認は、DNA検査や生体認証検査の結果待ちとしている。国防総省高官は同容疑者は急襲を受け、自殺用ベストを起爆したとみられると述べた。

潜伏先の把握については米中央情報局(CIA)が協力したという。トランプ大統領は26日夕、「非常に大きなことがさっき起きた!」とツイッターに書き込み、憶測をかき立てていた。

米ホワイトハウスのギドリー副報道官は、大統領が米東部時間の27日午前9時に重要な発表を行う予定だと述べた。CNNの取材に応じたトランプ政権当局者は、外交政策に関連した発表と明かした。

バグダディ容疑者は過去5年間、潜伏生活を続けている。今年4月にはISISのメディア部門「アル・フルカン」がバグダディ容疑者とする人物のビデオ映像を公開。同容疑者とみられる人物の姿が公になったのは、2014年7月にイラク・モスルのモスク(イスラム教礼拝所)での演説以降、初めてだった。

複数の米政府当局者は昨年2月、バグダディ容疑者は17年5月の空爆で負傷したとの見方を表明。これが原因で同容疑者は組織の指揮権を最長で5カ月間失う事態に陥ったとも指摘していた。

バグダディ容疑者の最高指導者への就任は10年で、3年後にはシリアで活動する過激派「アルカイダ」系の武装勢力を吸収したとし、ISISとの新たな組織名も示していた。

最高指導者殺害もISISなず再起を準備か

CNN.co.jp 2019年10月29日(火)10時40分配信

 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者が死亡した。シリアからイラクにまたがる地域を支配下に置き、異教徒の虐殺、捕虜に対する拷問と処刑、古代遺跡の破壊といった行為で世界に衝撃を与えた組織を率いてきた人物は、もうこの世にいない。

米国が有志連合やイラク軍、クルド人主体の部隊「シリア民主軍(SDF)」の力を借りて、ISIS掃討作戦を実施し、バクダディ容疑者を殺害した。

しかし、これでISISの脅威が終わったわけではまったくない。西アフリカ、リビア、エジプトのシナイ半島、アフガニスタン、フィリピンでISISは活動を続けており、欧州その他の地域に支持者を抱えている。米国防総省の8月の報告によれば、シリアとイラクの間では依然として最大1万8000人のISIS戦闘員が逃亡中だとみられている。

ISISが持つ関連組織や同調者らとの広範なネットワークが、バグダディ容疑者の死とともに消えてなくなったと結論できる理由はどこにもない。同容疑者は確かにISISにおける権力の頂点に君臨していたが、今後は別の人物が頭角を現し、その地位に収まろうとするはずだ。新たなリーダーはおそらく、前任者の死を教訓にしつつ組織を率いていくだろう。

そもそもバグダディ容疑者は、人を引き付けるカリスマ性に乏しかった。イスラム教の預言者ムハンマドの子孫を自称していたが、国際テロ組織アルカイダの指導者だったオサマ・ビンラディン容疑者のように長年にわたって世界的に知られるような存在ではなかった。

CNNは今春、シリア東部の戦闘地域で多くのISIS戦闘員並びにその家族にインタビューしたが、その中でバグダディ容疑者の名前が上がることはほぼ皆無だった。ISISの理念に今なお忠実な人々でさえ、自分たちの忠誠はISISに対するものでありその指導者へのものではないと明言していた。

バグダディ容疑者亡き後も、ISISが消滅することはない。ビンラディン容疑者の率いた組織がそうだったように、形を変えて存続する可能性がある。

一方で、中東は依然として過激派組織が生まれやすい状況にある。域内の独裁政権が体制に批判的な人々を厳しく弾圧するなか、最も過激かつ暴力的な勢力が反体制派の主流を形成するようになるからだ。シリア、エジプト、イラク、サウジアラビアで刑務所や拷問のための施設に入れられ、そこからどうにか生還した人々はしばしばこうした勢力に合流する。

つまり独裁体制に起因する過激主義の土壌を打ち壊さない限り、新たなバグダディ容疑者が出現する事態は避けられないということだ。

急襲作戦の軍用犬写真公開 名前明かさず…米大統領「彼は英雄

読売新聞オンライン 2019年10月29日(火)11時07分配信

米国のトランプ大統領は28日のツイッターで、イスラム過激派組織「イスラム国」の指導者アブバクル・バグダーディ容疑者を死亡させた米軍の急襲作戦に投入された軍用犬の写真を公開した。

 トランプ氏は、軍用犬について「バグダーディを捕まえ、死亡させる上で素晴らしい仕事をした」と称賛した。犬の名前は「機密指定が解除されていない」として、明かさなかった。

 米軍特殊部隊が26日、シリア北西部のバグダーディ容疑者の潜伏先を急襲した際、軍用犬はトンネルに逃げ込んだバグダーディ容疑者を追い、作戦成功に大きく貢献した。国防総省によると、軍用犬は負傷したが、完治に向かっている。

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トランプ米大統領がツイッターで公開した軍用犬の写真(ホワイトハウス提供、AP)

「IS後継者も殺害」 名前は明かされず トランプ大統領が表明

2019年10月29日(火)23時21分配信

 トランプ米大統領は29日、ツイッターで、死亡した過激派組織「イスラム国」(IS)の指導者バグダディ容疑者の後継者についても米軍が殺害したと表明した。名前は明らかにしておらず、具体的にどの人物を指しているのかは不明。

 トランプ氏は「バグダディの第1後継者が米軍の部隊により殺害されたと確認した。(IS)トップの座に就くとみられていたが、彼も死んだ!」と書き込んだ。

 バグダディ容疑者の後継者を巡っては、イラク出身の幹部らの名前が取り沙汰されているが、詳細は分かっていない。

 

2018年8月 2日 (木)

【安田純平】✍安倍政権は<命乞いビデオ>どう見たか。

結論から申せばお金150万ドル(1億6千万円)がお金5万ドル(1600万円)になろうと電話身代金を払うべきではありません。テロリストは新たな資金で武器を調達し砂時計その結果罪のない中東の一般市民が千万単位で殺されることになる。安倍さんは「カネは払わんが解放しろ」と言うしかない。身代金を支払うことで中東の子供達を殺戮する武器を新たに調達する資金を与えてはいかん私は思う。しゃれこうべ

相田みつを

安田純平さん拘束から3ܤäƤ日本の不名誉

Newsweek日本版  2018年8月2日11時55分配信 川上泰徳(中東ジャーナリスト) 

<同じように拘束されたスペインやドイツのジャーナリストは1年以内に解放されている。なぜ日本政府は邦人保護に動かないのか>

アゲ3 ジャーナリストの安田純平さんが2015年6月にシリア北部で行方不明になって3年が過ぎた。6月、7月に安田さんと見られる新しい動画と画像が出てきた。7月31日には、銃を突き付けられ、オレンジ色の囚人服を着せられた、これまでにない姿に衝撃を受けた。

日本人の海外での誘拐・拘束事件で、安田さんの拘束は最長となった。邦人保護について日本政府の責任と真剣度が問われる緊急な問題となっている。

安田さんを2015年に拘束したと見られていたのは、シリア反体制組織で過激派組織アルカイダ系の「シリア解放機構(元ヌスラ戦線)」である。安田さんが15年6月にトルコ南部から国境を越えてシリアの反体制支配地域のイドリブ県に入った後、地元の武装組織に拘束され、その後、イドリブ県の最強組織だったヌスラ戦線が安田さんの身柄を押さえたというのが、私が得ている情報だった。

ヌスラ戦線はその後、アルカイダからの離脱を宣言し、「シリア征服戦線」と名前を変更し、現在はシリア解放機構を名乗っている。7月半ばには6月に撮影された映像の一部が出て、「別組織に引き渡された」という報道もあった。

今回の映像はこれまでのものとは異なるため、安田さんが置かれた状況が変化した可能性はあるが、安田さんが自らを「韓国人」と語っていることや、拘束組織が明らかでないことなど謎が多い。ただし、この映像は武装グループが安田さんを拘束していることを示す日本向けの合図と考えられる。解放に向けた交渉の余地があることを表している。

スペインもドイツも政府が動いて交渉した

安田さんの解放に向けた今後の対応を考える上でも、これまでの3年間の対応を振り返る必要がある。

2016年3月に初めて安田さんの動画が出て、5月に「助けてください。これが最後のチャンスです」という紙を持った画像が出た。この映像、画像にも拘束組織の名前はなかった。

安田さんを拘束していると見られたシリア解放機構(元ヌスラ戦線)は、外国人ジャーナリストを人質としていることを公式に認めてはいない。しかし、「交渉代理人」を名乗る人物がいて、人質の母国政府との交渉窓口になっていた。今年6月までに出てきた動画は、交渉代理人の指示を受けて自称「ジャーナリスト」のフェイスブックで公開されてきたものだった。

紛争地にいる武装組織にとって、人質は、身代金目当てと同時に、対立する他の組織や政府との間の捕虜交換の交渉材料である。人質は極秘の場所で拘束され、外部から簡単に接触できることは考えられない。自称代理人といっても、安田さんの映像を入手して、公開できるということは、拘束組織の指導部とつながり、その意を受けて動いていると考えるしかない。

さらに、安田さんの後にシリア解放機構に拘束されたとされる3人のスペイン人ジャーナリストやドイツ人の女性ジャーナリストが、それぞれスペイン政府、ドイツ政府が動いて、代理人との交渉を通していずれも10カ月で解放されている。

報道を見るかぎり、単純な身代金交渉ではなく、人質が引き渡されるトルコや、シリア反体制組織に影響力を持つアラブ・湾岸諸国と連携した上で人質の解放が実現している。

問題は、なぜ、安田さんだけが解放されないまま3年も過ぎてしまっているのか、ということである。

私はジャーナリスト有志でつくる「危険地報道を考えるジャーナリストの会」に参加し、紛争地などでのジャーナリスト活動の在り方を考える活動の一環として、5月に開催された報告会で安田さん問題も取り上げた。

報告会で発表した日本政府に向けた声明文の中では、「私たちの独自の情報収集では、日本政府が救出や解放交渉に動いているという情報は得られませんでした。日本政府が安田さんを一日も早く無事に帰還させ、邦人保護の責務を果たすためには、シリアと国境を接するトルコや反体制勢力を支援する湾岸アラブ諸国などとの協力が不可欠です。日本政府としての情報収集と交渉が求められます」とした。

会では安田さん問題の対応をしている外務省の邦人テロ対策課の担当者に面会し、政府の対応を聞いた。邦人テロ対策課の担当者は何を聞いても「事案の性格上、詳細については答えられない」の一点張りだった。それは予想した通りだったが、答えないとしても、何か動いている感触が得られるのではないか、と期待したが、何の感触も得ることはできなかった。

同時に安田さんのシリア入りを助けた現地のシリア人や、代理人と連携して安田さんの映像を公開しているジャーナリストと接触するなど、情報取集をした。現地の関係者から安田さんの消息に結び付くような情報は得られなかった。それも予想したことだが、安田さんがシリア入りした経緯などを詳しく知ることができた。

日本政府が安田さん解放のために動くとすれば、基本的な情報の確認が必要なはずだが、主要な情報確認先で、日本政府が接触してきたという感触は得られなかった。

会の声明で「日本政府が救出や解放交渉に動いているという情報は得られなかった」というのは、外務省の担当課と現地調査を合わせて判断したものである。危険地報道の会として邦人テロ対策課の担当者に面会した時に、メディアとの協力関係の必要性を訴えた。それに対する外務省の答えは、「さまざまな情報を駆使して全力で対応している」というものだった。

スペインでは政府とメディアが協力して拘束されたジャーナリストの解放を実現したことは知られており、ドイツでは政府とメディアの間で、事件解決まで人質関係の報道を控えるという取り決めがあったと報じられている。

安田さんの件では、日本政府とメディア、ジャーナリストの間で、協力関係はない。メディアやジャーナリストが一方的に報道を自粛するという話ではなく、人質が安全に解放されることを最優先として、政府とメディア、ジャーナリストが情報を交換しながら、協力するということである。

メディアが悪影響、代理人を相手にするな、という議論もあるが

メディアが動くことで、安田さんの救出に悪い影響を与えるのではないか、という議論もある。

しかし、私がこの3年間の動きを見る限り、拘束されたスペインやドイツのジャーナリストが1年以内に解放されているのに、安田さんが3年を過ぎても解放されず、解放に向けた手がかりもない最大の理由は、政府がこの問題で真剣に動いていないことだと考えるしかない。本来ならとっくに解決しているはずの問題であろう。

自称「代理人」を相手にするな、という議論もある。しかし、スペイン人やドイツ人ジャーナリストが、代理人を窓口とした交渉で無事に解放されていることを考えれば、代理人経由のルートは、拘束組織とつながっているルートであり、まやかしのルートではない。

もちろん、代理人と交渉すれば問題がすぐに解決するというほど単純ではなく、拘束組織の指導部の意思を確認するためにも、トルコや湾岸諸国などを含めて、幅広く働きかけていく必要がある。

代理人との交渉を忌避する理由に、「テロ組織との身代金交渉はしない」という議論があるが、どのような解決策があるのかは、情報収集や交渉をしてみなければ分からない。

ましてや、安田さんの場合は、拘束している組織は「シリア解放機構」と言われているが、同組織の公式な意思表明がないため、拘束組織の確認から始めなければならない。解放のための条件にしても情報収集をしてみなければ分からない。

日本政府が働きかけを行った事例も過去にはあった

イスラム武装組織に拘束された事例としては、1999年8月にキルギスで国際協力事業団(JICA)の日本人技師4人が通訳らと共に拘束され、2カ月後の10月に解放された事例がある。

犯行組織は国際的にテロ組織として認定されている「ウズベキスタン・イスラム運動」(IMU)であり、日本政府は「テロには屈せず、犯行グループによる不法な要求には譲歩しない」(外務省調査報告書)という方針で対応した。

一方で当時の小渕首相がキルギスの大統領と電話会談するなど働きかけを行い、キルギスや隣国タジキスタンに現地対策本部を置き、積極的な情報収集にあたった。

キルギス、タジキスタン両政府を通じての働きかけによって、人質全員が無事解放された。この時の事例を振り返れば、武装組織に拘束された邦人を安全に解放するためには政府による真剣な働きかけが重要だと痛感されるが、安田さんの事例では、そのような政府の真剣な対応を感じることはできない。

日本政府の対応の差が、公務員に準じるJICA関係者とフリーランスのジャーナリスの違いからくるとは考えたくないが、日本政府の対応が、ジャーナリストの解放を実現したスペイン政府やドイツ政府と真剣度で異なることは明らかである。

「祖国に戻すために、あらゆる手段を使う」と米国政府も動いた

日本政府がテロ対策でも協力関係にある米国でさえ、ヌスラ戦線に拘束されていたフリーランスのジャーナリスト、テオ・カーティス氏を2年の拘束を経て、2014年8月に解放を実現した。

解放にあたって、当時のケリー国務長官は声明を出し、「2年間、米国政府はテオの解放を実現し、さらにシリアで人質になっているすべての米国人の解放を支援する力になってくれる者、影響力を持っている者、手段を有するかもしれない者たちに緊急の助力を求めて、20カ国以上の国々と連絡をとった」と明らかにした。

この事件で、米国政府は身代金の支払いを否定している。CNNは捜査当局者の話として「米国は解放の交渉には関わっていないが、解放が無事行われるよう民間で尽力されたことは知っていると語った」と報じた。さらにカタールの衛星テレビ局「アルジャジーラ」が「カタールが仲介し、ヌスラ戦線からの米国人ジャーナリストの解放を支援した」と報じた。米国が1人のフリーランスのジャーナリストを武装組織から解放するためにどれだけの労力を費やしたかが推測できる。

ケリー長官はジャーナリストの解放にあたって私たちの思いは人質に捕られている米国人と、その家族とともにある。彼らを見つけ、祖国に戻すために、私たちは外交や情報収集、軍事などあらゆる手段を使い続けると語った。

菅義偉官房長官は2016年5月に安田さんの画像がネット上で新たに公開された時、「邦人の安全確保は政府の最も重要な責務だ。さまざまな情報網を駆使して全力で対応している」と強調し、今回の動画についても全く同じ言葉を繰り返した。しかし、これまでのところ言葉だけに終わっている。

安田さんも「安全の保証」を得ていたはず

ジャーナリストの解放に向けた交渉が身代金だけではないことは、2016年9月に解放されたフリーランスのドイツ人女性ジャーナリストの事例から見えてくる。

ドイツからの報道によると、ドイツでシリア反体制の重要な情報があるという誘いを受けて、シリア反体制地域に入ったという。解放された後、当時のシリア征服戦線(現・シリア解放機構)から組織名での声明が出た。

その声明によると、ドイツ人ジャーナリストを拘束したのはシリア征服戦線ではなく、彼らの支配地域にある別の小組織で、征服戦線はその組織の監獄を急襲して、ドイツ人ジャーナリストを助け出した、という。

ジャーナリストはシリアに入るのに、拘束された組織から「安全の保証」を得ていたと主張したという。シリア征服戦線の声明ではイスラムの預言者ムハンマドが「安全の保証」について語った伝承を引用し、さらにイスラム法学者による「一度、イスラム教徒が非イスラム教徒に『安全の保証』を与えた場合は、すべてのイスラム教徒が保証を与えるべきであり、保証を反故にしてはならない」という宗教見解を引用して、ジャーナリストの主張を受け入れている。

声明を見る限り、シリア征服戦線はドイツ人ジャーナリストを人質とはしておらず、「安全の保証」を与える結果、帰還させたことになっている。交渉の詳細は分からないが、ドイツ政府は身代金支払いを否定しているシリア征服戦線がドイツ人ジャーナリストの解放にあたって、特別に声明を出したことを含めて、ドイツ政府との交渉の結果であろうと推測できる。

紛争地など危険地に入るジャーナリストは、準備もなく単独で入るわけではなく、必ず現地を知るコーディネーターを通し、案内人と一緒に現地入りする。その地を支配している勢力から「安全の保証」を得ることはジャーナリストの活動の一部である。

ドイツ人ジャーナリストが現地入りに当たって現地の組織から得た「安全の保証」は、イスラム法のもとで異教徒にも認められる「安全の保証」と認定された。

「危険地報道の会」の調査では安田さんがシリア人コーディネーターを通じてイドリブの武装組織から「安全の保証」を得ていたことが明らかになった。

ドイツ人ジャーナリストが解放された当時、安田さんの動画や画像をフェイスブックで掲載してきた、交渉代理人とつながるシリア人の自称「ジャーナリスト」が「安田氏も現地の組織に『安全の保証』を与えられており、安田氏を解放すべきだ」と、シリア征服戦線に解放を求めるコメントを出していた。

ドイツ人ジャーナリストの解放の事例は、安田さんにも適用できるものであり、ドイツ政府の対応は日本政府にとっても参考になるはずだ。安田さんが3年にわたってシリアで拘束されていることは、日本にとって不名誉なことであり、一日も早い解放を実現することは、中東に重大な関心を寄せてきた安倍政権にとっての重要課題と認識すべきである。

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安田純平さんのツイッター等の過去の発言より:

シリアのコバニには欧米からもアジアからも記者が入っていて、フェミニストの若い女性やら学生メディアやってる大学生やらまで集まっているが、日本は経験ある記者がコバニ行っただけで警察が家にまで電話かけ、ガジアンテプからまで即刻退避しろと言ってくるとか。世界でもまれにみるチキン国家だわ。

ネットで好きな話だけ集めて「記者」のくせに全く取材せず全て知った気になるアジア記者クラブは、二言目には在日認定するネトウヨと変わらない。日本はネトウヨが目立って右傾化してるように見えるかもしれないが、右も左もこういうどうにもならないレベルの人が異常に増えてしまっただけだと思ってる

戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府自己責任なのだから口や手を出すなと徹底批判しないといかん。
相田みつを

身代金お金150万ドルから50万ドルに値下げ

安田純平さん換金を急ぐ武装勢力の狙いとは…

FNN PRIMEonline  2018年8月1日17時47分配信 飯山陽(イスラム思想研究者)

1ヶ月で3回の動画公開の理由

アゲ3 シリアで3年前から行方不明となっているフリージャーナリスト安田純平さんの新たな映像がネット上に公開された。

映像中で安田さんは、私の名前はウマルです。韓国人です。今日の日付は2018年7月25日、とてもひどい環境にいます。今すぐ助けてくださいと日本語で語っている。

この内容が不可解であるとして様々な憶測をよんだものの、1日に菅官房長官が日本政府もこれを安田さん本人と認定していると述べた。

安田さんの映像が公開されたのは、ここ一ヶ月のうちで三度目になる。
一度目は7月初旬で、この時の動画は半年以上前に撮影されたものだった。
二度目は7月中旬で、この時の動画は一ヶ月前の6月12日に撮影されたものだった。
そして今回公開されたのが一週間前の7月25日に撮影された動画である。

ここ一ヶ月で矢継ぎ早に安田さんの動画が公開された理由を考えるためには、現在のシリア情勢を理解する必要がある。

狙われたイドリブ県

アゲ3 シリア政府軍は今年に入ってから攻勢を強めて支配領域を大幅に広げ、イスラム国支配地域をほぼ奪還し、反体制派支配地域も主だったところはイドリブ県を残すのみとなっている。

このイドリブに関しても、政府軍は近日中に奪還を目指して総攻撃をかけるとみられており、現在ロシア軍主導でイドリブから市民を避難させるプロセスが進められている。

実は安田さんを拘束しているとみられる武装勢力が拠点としているのが、このイドリブなのだ。

この武装勢力については当初、アルカイダ系のヌスラ戦線とみられていた。しかし内戦の最中にヌスラ戦線は解体され、他の反体制派を取り込むかたちでHTSという武装連合が結成された。一方で、ヌスラ戦線のメンバーのうちシリアのアルカイダを再結成しようという人々を中心に、新たにフッラース・ディーンという武装組織も結成された。

安田さんの消息を知るとされ、日本メディアにしばしば接触してくるシリア人活動家(仮にAとしておく)によると、現在安田さんを拘束しているのは後者、即ちフッラース・ディーンのようだ。Aは同組織が安田さん解放と引き換えに要求しているのは身代金であり、要求額は150万ドルであると述べた。

そしてAは同組織に伝手があるため、身代金を50万ドルにまで値下げさせることができるとも述べた。

人質を換金して逃亡

アゲ3 政府軍によるイドリブ総攻撃を前に、同組織は外国人人質を早急に金に替えて、逃亡を図る狙いがあるのだろう。その証左として、安田さんの動画公開と同じタイミングで、もう一人イタリア人のアレッサンドロ・サンドリーニさんの動画も公開されている。

2016年にトルコで拘束されシリアに移送されたとみられるサンドリーニさんはこの動画の中で、撮影日は7月19日であり、「我々は耐え難い状況におかれている」とした上で、これがイタリア政府に対する最後の懇願だと述べている。

イスラム国やアルカイダといったイスラム過激派武装組織は、自らの支配地域が敵の手に堕ちそうになると一部のメンバーだけを現地に残し、指導層を中心とする他の多くのメンバーは逃走できるうちに逃走して別の場所で再起を図ろうとするのが常である。

安田さんとサンドリーニさんを拘束している武装組織も、逃走の足手まといになる二人の「換金」を焦っているのであろう。

既出のアルカイダ系武装組織ヌスラ戦線は、過去にイタリア人の人質を解放した前例が少なくとも数回ある。いずれの件についてもイタリア政府は詳細を明らかにはしていないが、間違いなく「誰か」がなんらかの形でヌスラ戦線と人質解放の交渉を行い、取引を成立させたのだ、と言うことはできよう。

シリア政府軍によるイドリブ奪還作戦の開始は近い。Aは「身代金を払わないと彼は死ぬことになると思う」とも述べている。残された時間はもう長くはない。

2018年5月14日 (月)

【自爆テロ】まず✍息子2人、母と娘2人、最後が父親。

戦争行為である“カミカゼ”とは違い爆弾一般市民の無差別殺戮にドクロ“如何な理屈”があるのであろうか

相田みつを

自爆テロ:onionhead031:まず息子2爆弾実行砂時計:blabla:5分後に爆弾母と2人の娘が…

朝日新聞デジタル  2018年5月14日1時22分配信

アゲ3 インドネシア第2の都市スラバヤで13日朝、三つのキリスト教会で50人以上が死傷した自爆テロ。警察はイスラム過激派組織に属する家族による犯行だと断定し、現場を視察したジョコ大統領は「野蛮なテロだ」と非難した。

インドネシア国家警察によると、自爆テロで死亡したのは、父のディタ・プトゥリアント容疑者と母、18歳と16歳の息子、12歳と9歳の娘の計6人。腰に爆弾を巻くなどしていた。

スラバヤで会見を開いたティト・カルナビアン国家警察長官は、過激派組織「イスラム国」(IS)への連帯を示すインドネシアの過激派組織「JAD」(ジャマア・アンシャルット・ダウラ)にこの家族が属していると述べた。

爆発があった三つの教会は、市中心部の公園を囲むように位置する。13日午前7時半、最初の爆発があった教会では、息子2人がバイクに乗ってテロを実行。5分後に別の教会で母が娘2人と自爆し、午前8時にはもう一つの教会でディタ容疑者が単独で実行した。

地元の東ジャワ州警察トップは「過激派指導者による『ジハード』(聖戦)の指示が引き起こした」と述べ、別のテロが引き金になったとの見方を示した。

ジャカルタ近郊の警察機動隊本部の拘置所で10日朝までに、収容されたJADの構成員ら150人余りが暴動で警官5人を殺害していた。拘置所には、JADの別の指導者が収容されており、構成員らは、この指導者との面会を求めて暴動を起こしたとされる。

一方、地元テレビによると13日夜、スラバヤに隣接するシドアルジョのアパートで複数回の爆発があり、少なくとも男性1人が死亡した。警察がテロとの関連を調べている。

インドネシア自爆攻撃爆弾13人死亡:onionhead017:実行犯一家シリア渡航歴

BBC NewsJAPAN  2018年5月14日12時24分配信

アゲ3 インドネシア第2の都市スラバヤで13日、キリスト教会3カ所で自爆攻撃が起き、少なくとも13人が死亡した。警察によると、実行犯は同じ家族の6人で、シリアへの渡航歴があった。

過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出している。母親と2人の娘が一緒に教会で自爆装置を起爆させたほか、父親と息子2人が別の教会2カ所で自爆したという。

ティト・カルナビアン国家警察長官は、実行犯一家が地元のIS系過激派組織「ジャマー・アンシャルット・ダウラ」(JAD)に属していたと述べた。

警察によると、一家はシリアから帰国したインドネシア人数百人に含まれていた。シリアではISが政府軍と戦っているが、戦闘に一家が参加していたのかどうかは明らかにされていない。今回の自爆攻撃は、過去10年以上で最も多くの犠牲者を出しており、負傷者も40人以上に上っている。

現場の一つを訪れたジョコ・ウィドド大統領は、自爆攻撃を「野蛮だ」と述べ、警察に対して「捜査を行い、犯人のネットワークを根絶やしにするよう」命じたと語った。

攻撃はどのように実行されたのか警察によると、一家の父親、ディタ・オプリアルト容疑者はJAD地元組織のリーダーだった。容疑者は自動車を運転して、妻のプジ・クスワティ容疑者と娘2人を、現場となったディポネゴロ・インドネシアン・キリスト教会前まで連れて行ったという。教会で12歳と9歳の娘たちは、母親と同様に体に巻きつけられた自爆装置を起爆させた。

容疑者はその後、爆発物を積んだ自動車を、スラバヤ中央ペンテコステ教会の敷地に突入させた。

18歳と16歳の息子たちは、バイクでサンタマリア・カトリック教会に突っ込み、所持していた自爆装置を起爆させた。息子たちの自爆攻撃が起きたのが現地時間の13日午前7時半(午前9時半)で、その後、母親と娘2人、父親それぞれの自爆攻撃が5分の間隔をおいて起きたという。

警備員がAP通信に語ったところによると、ディポネゴロ教会に袋2つを持った女が警備員の制止を無視して教会内に入った。

アントニウスと名乗る目撃者は、「突然、女がそこにいた人に抱きついたんです、そうしたら爆発が起きた」と話した。

同じ日にまた爆発AFP通信によると、13日朝に自爆攻撃が起きた後、スラバヤの集合住宅で爆弾による爆発が起き3人が死亡した。

スラバヤが管轄下の東ジャワ州警察のマハフド・アリフィン本部長は、集合住宅での死者は全員が犯行にかかわっており、犠牲者ではないと語った。教会での自爆攻撃との関連は確認されていない。

報道によると、当局はほかの教会への攻撃計画を事前に阻止した。警察はさらに、13日に西ジャワ州チアンジュールでJADのメンバーとみられる容疑者4人を殺害し、2人を逮捕したと明らかにした。

インドネシアで過去に起きた攻撃今回の自爆攻撃は、ISが関与した攻撃の中で過去最悪になったもようだ。ISが初めて犯行声明を出したインドネシアでの攻撃は、2016年に首都ジャカルタで起きた爆発と銃撃による攻撃で、市民4人が犠牲になった。

ISはこのほかにも、ジャカルタに近い厳重な警備がされた拘置所で先週起きた暴動で警官5人が死亡した事件でも、犯行声明を出している。

しかし、イスラム聖戦主義者による攻撃では、さらに多くの犠牲者を出した事件が起きている。

2002年10月には、リゾート地として知られるバリ島で、アルカイダ系の過激派による2回の爆弾攻撃によって200人以上が死亡している。

2005年5月には、スラウェシ島で起きた爆弾攻撃で22人が死亡。その後、半年もたたないうちにバリ島で自爆攻撃が起き、20人が死亡した。

ジャカルタで取材するBBCのレベッカ・ヘンシキ記者は、インドネシア政府によるその後の対テロ取締りは高い評価を受けているが、海外でのIS台頭によって、互いに緩やかにつながった複数のイスラム聖戦主義集団の活動が活発化したと指摘した。

家族ぐるみ自爆テロ爆弾相次ぐ:imdead::onionhead017:インドネシアドクロIS指示

産経新聞  2018年5月14日22時17分配信

アゲ3 インドネシア東ジャワ州の州都、スラバヤで、女や子供を含む自爆テロが相次ぎ、未遂も含めこれまで3家族の犯行が明らかになった。インドネシア国家警察のティト長官は14日、一連のテロは、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の指示を受けた犯行との見方を示した。追加テロに警戒している。

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同州警察本部の検問所で14日朝、2人乗りのオートバイが停止し、爆発が発生、周囲の警官らが負傷した。2人のうち1人は女だった。警察は、爆発は自爆テロで、犯行は2台のオートバイで実行され、乗っていた家族計5人のうち4人は死亡、8歳の娘は負傷したと発表した。

近くの3カ所の教会では13日朝、家族6人が連続自爆テロを起こしたばかり。ティト長官は14日、警察を襲った家族の父親は、教会で自爆テロを起こした父親と同様、ISを支持するインドネシアの過激派「ジャマア・アンシャルット・ダウラ(JAD)」で、親しい関係だったとした。

一方、同州シドアルジョ県のアパートで13日夜、自爆テロを計画していたとみられる別の6人家族が誤って爆弾を爆発させ、母親と息子が死亡、父親が駆け付けた警察官に射殺された。

インドネシアでは、中東シリアでISに参加した過激派約500人が帰国したとされる。警察は、教会を襲った家族もシリア帰りとしたが、渡航はなかったと訂正した。ただ3家族とも手口や爆発物が共通、ISの指示が疑われるという。

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キリスト教会の敷地内で爆発があった後、教会前の路上で:fire:炎上する二輪車(13日)

2017年10月18日 (水)

【イスラム国】“首都”ラッカを開放✍事実上<崩壊>へ・・・・

数百万の無辜の民の犠牲の上に成し遂げた成功疑似国家「イスラム国」ついに崩壊。テロリスト達は、また形を変え世界中に拡散するのだろう(イスラム教圏の東南アジアに拠点化の動きサーチあるらしい)。

相田みつを

イスラム国:fire:事実上の崩壊シリア北部の「首都ラッカ解放

産経新聞  10月18日1時01分配信

アゲ3 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が「首都」と称してきたシリア北部ラッカについて、AP通信は17日、米軍の支援を受けるシリア民主軍(SDF)報道官の話として「戦闘は終結し、ラッカを解放した」と伝えた。

「首都」の陥落でISが標榜してきた「疑似国家」は事実上、崩壊した。

シリア人権監視団(英国)は同日、「IS勢力が完全に掃討された」と発表した。ISの最高指導者、アブバクル・バグダーディ容疑者ら幹部の所在は不明。同監視団はIS幹部らの逃走先とされるシリア東部デリゾールの90%以上をアサド政権軍が制圧したと明らかにした。

一方、ロイター通信が同日、米軍当局者の話として伝えたところによると、約100人のIS戦闘員が残っているという。SDFは残存する戦闘員の捜索や地雷除去を行っている。

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17日、シリア北部ラッカで軍用車両に乗り、勝利を祝うシリア民主軍(SDF)戦闘員ら

ISが2014年にラッカを「首都」に定め、実効支配してきたが約3年ぶりに解放された。ISは今年7月、重要拠点のイラク・モスルを失っている。

SDFは6月上旬、米軍など有志連合による空爆の支援などを受け、ラッカ市内への進攻作戦に着手。今月15日には「最後の攻撃」を始めたと述べ、最終局面に入ったと明らかにしていた。

IS:fire:敗北していない首都陥落:diable:活動は続く

BBC News Japan  10月18日15時28分配信

アゲ3 米国の支援を受けるシリア民主軍(SDF)は17日、過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)が「首都」と呼ぶ北部ラッカを約3年ぶりに解放したと述べた。しかし、ISの活動が終わったわけではないと、BBCのポール・アダムス外交担当特派員は指摘する。背景にはシリアやイラク国内に依然として残る対立関係や主要国の思惑の違いなどがあるという。

ラッカ制圧、近く:fire:正式宣言=国家実現ついえるIS掃討続く

時事通信  10月18日14時26分配信

アゲ3 過激派組織「イスラム国」(IS)が「首都」と称したシリア北部ラッカでは、大規模な軍事作戦を終えた18日もクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)によるIS残党の掃討や地雷の除去作業が続いた。SDFのスポークスマンは「間もなく解放が正式に宣言される」と話しており「イスラム国家」の実現はついえた。

ラッカ制圧は、7月に奪還したイラク第2の都市モスルに次ぐ大きな戦果。空爆などでSDFを支援する米軍主導の有志連合によれば、これまでの作戦でラッカ市街地の9割以上が既に解放され、残りの市域掌握も時間の問題とみられる。

これにより、シリアでISが勢力を維持するのは東部のイラク国境付近など一部に狭まった。イラクでもISが依然支配する地域はシリア国境沿いに限られ、IS攻略作戦は最終局面を迎えている。イラクのアバディ首相は17日の記者会見で「近いうちに国境地帯を確保し、全地域の解放を宣言する」と語った。

米軍主導の有志連合は「ISが(シリアとイラクで)かつて支配した地域の87%から戦闘員を駆逐し、650万人以上を解放した」とこれまでの成果を強調した。ISは当初、指導者バグダディ容疑者を預言者ムハンマドの後継者「カリフ」とみなし、両国にまたがる広大な地域で支配権確立を目指していた。 

ラッカ陥落:diable:最高指導者の所在不明IS戦闘員サーチ移動

毎日新聞  10月17日23時42分配信

アゲ3 過激派組織「イスラム国」(IS)の自称「国家」は17日、シリア北部の「首都」ラッカ制圧で事実上崩壊したが、他地域に拠点を移した戦闘員もおり、最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者も所在不明だ。外国人戦闘員が母国でテロを拡散させる懸念もあり各国は警戒を強めている。「IS後」をにらんだ諸勢力間の勢力争い抑止や、住民の生活再建も大きな課題だ。

IS戦闘員は中東ではリビアやエジプト・シナイ半島への流入が指摘される。アジアでは5月に大規模な自爆テロが起きたアフガニスタンや、ISに忠誠を誓う過激派が伸長するフィリピンの当局が警戒。欧州各地でもISの影響を受けたとされる過激派が次々にテロを行っている。

バグダディ容疑者は死亡説も度々流れるが、9月に「勝利には忍耐が必要」と戦闘継続を呼びかける「肉声」が公開された。「イスラムの敵」殺害を正当化する過激派への影響力が懸念される。

米軍主導の有志国連合の支援を受けラッカ奪還を主導した武装民兵組織「シリア民主軍」(SDF)などクルド人勢力の伸長で、諸勢力間の争いの激化も懸念される。クルド人がトルコとの国境地帯に勢力圏を拡大すれば、トルコ国内の非合法組織・クルド労働者党(PKK)の動きを刺激する可能性がある。トルコ政府はSDFとPKKの連携を警戒しており、国境地帯の緊張激化が懸念される。

さらにIS撤退後の政治的空白を利用し、ロシアやイラン、米国などが影響力拡大に動けば、内戦が続くシリアの混乱がさらに長引く可能性もある。

IS支配が終わっても住民の生活再建はこれからだ。ラッカから避難中の男性は毎日新聞の取材に「市内は9割が破壊され、知人も戦闘で命を落とした。医薬品などの物資がなく、けが人が自力で治療しなくてはならない。戦闘終結でも全く喜びはない」と話した。

2017年7月 4日 (火)

【人間の盾】「イスラム国」✍必死の抵抗を見せるも、陥落間近。

「イスラム国」の二大拠点メモモスル(イラク)とラッカ(シリア)が陥落寸前だがshadowテロリスト達は、数万人の一般市民を盾に籠城を続けている。しかし主要メディアは殆ど報じない。現在<テロ対策は世界的関心事>であり先の“共謀罪”もこの流れを汲んだものだがこれほど大事な事柄から国民の目を遠ざけようとしているとしか思えない。ネットニュースだけが頼りだなんて日本って駄目な国だ。

相田みつを

人間の盾onion.picaso.kurukuru壮絶な虐待=ISの隙見て命懸け脱出放心状態の子

時事通信 7月4日7時12分配信

アゲ3 過激派組織「イスラム国」(IS)は、イラクで最大の拠点としていた北部モスルの陥落が迫る中、多数の市民を「人間の盾」にして軍の奪還作戦に抵抗している。

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軍などの推計によると、残された住民は数万人ともいわれる。命からがらISの虐待から逃れてきた人々が、過酷な「人質生活」の惨状を語った。

 ◇ 汚水強要、食料はIS独占

気温が40度を超えるモスル旧市街の一角で2日、狭い避難所に身を寄せ、傷の手当てや食べ物を受け取る住民らがいた。戦闘が激しくなったこの日朝、監視が緩んだISの隙を見て逃れ、軍に保護・移送されたという。

シファ・ワダハさん(33)は、左腕に点滴を受ける息子の隣で目を真っ赤にしていた。祖父の家からISに拉致され、6日間にわたり家屋を転々とした。地下トンネルに連れ込まれ、清潔な飲料水を飲むIS戦闘員の横で、汚れた地下水を飲まされた。「ISメンバーは果物や缶詰など良い物ばかり食べ、私たちには何も食べさせない。抵抗すると頭に銃を突き付けられる毎日だった」。夫や親戚の多くがISに殺害された。

一緒に拉致された妹のワファさん(31)は、すさまじい爆音に近距離でさらされ続け「耳が聞こえにくい」と医師の診療を受けた。2歳と7カ月の子供2人はミルクも薬も与えられず、極度の下痢で下血に苦しんでいるという。空腹に耐えかねたのか、2歳の子は配られたクッキーをむさぼるように食べていた。

移動診療車で対応に当たるニザル・ムハンマド医師(50)によれば、多くの住民は栄養失調の状態で救出される。大抵は点滴で容体が安定するが、重度のけがで病院搬送が必要な人も多い。しかし、破壊されたモスルの医療施設は稼働できず「医師の数も全く足りない」と頭を抱える。

 ◇ 放心の子供
相田みつを
避難所の隣の歩道では、助けられた女児がジュースを飲みながら座り込んでいた。マリアム・アリちゃん。3~4歳と思われる自分の年齢は「分からない」と話す。簡単な質問にも、半ば放心状態で「みんな死んじゃった。フセインとアリーとファトマと遊んだ。ママは私のこと心配していたよ」と支離滅裂な答えばかり。
相田みつを
そばにいた支援スタッフが「彼女の父と母は殺された」と説明してくれた。心配した人が2日午後、女児の姿をフェイスブックに投稿すると、軍が1月に解放したモスル東部で祖父が生きていると連絡が寄せられた。

IS住民の手首切断背中をムチ討ち

戦闘で:diable:負傷のイラク軍兵士が証言

産経新聞 7月3日18時07分配信

アゲ3 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)から街を奪還する作戦が最終局面を迎えたイラク北部モスル。6月上旬の戦闘中にISの狙撃手に後頭部を撃たれ、モスルから約80キロ離れたアルビルの病院に入院していたイラク軍兵士、アベド・ナワフさん(26)が、ISの非人道的な振る舞いを語った。

「ISはイスラムの名をかたって市民に取り入った後で殺害を始めた。負傷者を見つけると、『病院などいく必要はない』といって殺害してしまう。住民の手首を切断したり背中をむちで打ったりしている」

モスル西部で住宅を1軒ずつ捜索していた際、地下の一室に閉じ込められた25人を発見し救出した。ISの戦闘員に水や食料を奪われ、みな危険な状態だったという。「回復したら戻ってもう一度、ISと戦う」。ナワフさんがいった。

同じ病棟には、ISに頭部を撃たれて話せない軍兵士(21)もいた。失明した子供や、頭に大きな包帯を巻いた幼児の姿も。「砲弾が頭部に当たって失明した」「破片が体内に残っている」。母親らが口々に訴えた。

医師のラキブ・ジャラルさん(47)は、「搬送される人が多いか少ないかで、その日の戦闘がどれほど激しかったかが分かる。1人で搬送されてくる子供もおり、身内がみな死亡したりしているときは、孤児院に送ったりする。こちらも精神的には相当こたえる」と話した。

IS2大拠点掃討作戦:fire:ヤマ場:diable:ラッカ街包囲

産経新聞 7月1日7時55分配信

アゲ3 シリア北部ラッカで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)から街を奪還する作戦を行っている民兵組織「シリア民主軍」(SDF)は6月29日、IS戦闘員が街から脱出するルートを全て断ち街を包囲した。ロイター通信がシリア人権監視団(英国)の情報として伝えた。イラク北部モスルの奪還も最終局面に入っており、ISの2大拠点での掃討作戦がヤマ場を迎えた形だ。

ラッカの攻略はSDFが主体で、6日に市街への進攻作戦が始まった。最後に残っていた市街南側の脱出ルートを遮断し、IS戦闘員を包囲した。

ラッカ市内にはISの戦闘員らが数千人いるほか、「人間の盾」として避難を阻まれた住民数万人が残っているとされ、自爆テロを含む攻防が激化しているもようだ。

SDFはアラブ人民兵のほか、少数民族クルド人の「人民防衛部隊」(YPG)で構成されている。隣国トルコはYPGを国内の非合法クルド人組織の「分派」とみなし、勢力拡大を警戒しており、28日には双方の間で砲撃などの交戦も起きたようだ。

SDFを支援する米国とトルコの間の調整は進んでおらず、今後の懸念材料となりそうだ。

イラク北部モスルの奪還作戦では、アバディ首相が29日、ISの支配の象徴だった「ヌーリ・モスク」を取り戻し、ISという「偽りの国家」が終わりを迎えたと声明で述べた。首相は「最後の一人までIS戦闘員を殺害、拘束する」と述べ、完全制圧に向けて意欲を示した。

モスルにある「ヌーリ・モスク」は2014年夏、IS指導者バグダーディ容疑者が自らを「カリフ」(預言者ムハンマドの後継者)だと宣言した場所で、ラッカはISが「首都」に定めた街。ISの支配を象徴する2大拠点だ。

2016年12月21日 (水)

【暴走テロ】<独Xmas市>「イスラム国」✍犯行声明

独ベルリンクリスマスツリークリスマス・マーケットにトラックが突っ込み約60人が死傷したテロ事件でサーチ捜査当局は“運転手”と見て拘束した男性は無関係だとして釈放した。一方過激派組織「イスラム国」系の通信社は「戦闘員による犯行」だと報じた。追い詰められた「イスラム国」は現在<壊滅寸前>らしい。そこで砂時計<国家建設の夢>を諦めてえ世界中に射手座テロ拡散を目論んでいると見られている。

相田みつを

:onionhead055:クリスマスツリーベルリントラック突入BIgBb

IS犯行声明:blabla:ふきだし・・・実行犯逃走か?

BBC News 2016年12月21日12時26分配信

アゲ3 ドイツ・ベルリン中心部で開かれていたクリスマス市にトラックが突入し、12人が死亡し49人が負傷した事件で、過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)が20日、犯行声明を出した。

IS系メディアの「アマク通信」は、「有志連合に参加する国の人々への攻撃の呼びかけに答え」、「戦士の1人」が実行したと述べた。

実行犯の身元は分かっておらず、声明内容の信ぴょう性は不明。

ドイツの検察当局は、事件後間もなく容疑者として拘束されていた男性を嫌疑不十分で釈放した。報道では、男性はパキスタン国籍で、名前はナベド・Bとだけ明らかにされている。

当局者らは単独か複数の実行犯が逃走している可能性を示唆した。

ドイツのトマス・デメジエール内相は、犯行声明の内容に慎重な態度を示し、「捜査は複数の線」で進められていると語った。

連邦検察のペーター・フランク氏は記者団に対し、攻撃の手口や標的の選び方からはイスラム過激主義との関連がうかがえると話した。

□ このほかの動き(20日)

・国連安全保障理事会は、「野蛮で臆病なテロ攻撃」だと強く非難し、「どのような動機であれ、どこであれ、誰に対してであれ、テロ行為は犯罪であり正当化はできない」と述べた。

・英警察は、ロンドンの観光名所となっている、バッキンガム宮殿前で行われる衛兵交代式の時間に、周辺の道を通行禁止にする計画を発表した。

・スペイン・マドリードで開かれたバスケットボールのレアルマドリードとブローゼ・バンベルクの試合前に、犠牲者を追悼する1分間の黙祷が行われた。

・各国のクリスマス市で警備が強化された。

唯一容疑者として拘束されていた男性は、現場から逃走していると周囲にみられ、一般の人が後を追った末に、公園で取り押さえられた。

トラックを元々運転していたポーランド人のルカシュ・ウルバンさんは、トラックの助手席で遺体で見つかった。銃で撃たれ刃物で刺されたもようだが、銃は見つかっていない。

AP通信によると、負傷者の一人で、スペイン人学生のイナキ・エラクリアさん(21)は、事件が起きた数分後にツイッターで「トラックが最初に屋台に突っ込む音が聞こえた。速いスピードで、事故というにはあまりに速く、道から逸れた」とツイートした。

エラクリアさんはその後「考える度に痛い。この痛みを乗り越えられないと思った」とツイートした。

エラクリアさんは20日にベルリンの病院で、折れていた左足の脛骨と腓骨の手術を受けた。右足も足首と足の甲の骨が折れているほか、腰も負傷した。親族によると、手術後の経過は良好だという。

□ 犠牲者の追悼

20日には、事件が起きたブライトシャイト広場の隣りにあるカイザー・ウィルヘルム記念教会に犠牲者を悼む人々が集まった。

アンゲラ・メルケル首相は、攻撃の責任を負う人物を「法が求める範囲で、できるだけ厳しく」処罰すると述べた。また、実行犯が難民申請者である可能性に懸念を示し、「ドイツでの保護と安全な場所を求めていた人物がこのような犯行に及んだとすれば、我々全員にとって特に受け入れることが難しいのは分かっている」と語った。

これまでメルケル首相は、移民に対して門戸開放政策を取ってきており、2015年には89万人がドイツで難民申請を行った。しかし、治安を脅かすとして反対する声も出ており、国内世論は二分している。

反移民政党、ドイツのための選択肢(AfD)の共同党首フラウケ・ペトリ氏は、事件の責任はメルケル首相の移民に対する開放政策にあると批判し「このような行為を盛んにできる環境が、過去1年半に渡って無頓着に、また組織的に輸入されてきた」と述べた。

今回、今年7月14日に仏南部のニースで、革命記念日の花火の見物客にトラックが突っ込み86人が死亡した事件との類似性が指摘されている。ニースの事件でも、ISが犯行声明を出している。

ISやアルカイダは、自分たちの信奉者に対して、車両を使って群衆を攻撃するよう呼びかけてきた。

相田みつお

2016年7月17日 (日)

【軍事政変】トルコ共和国で✍死者181人・兵士2839人拘束。

トルコ共和国の国内事情について殆どの日本人は疎くてメディアも的を射た解説は出来ない様子。今回のことと「イスラム国」を巡る実情との関連性などガーン有るのか無いのかも不明。中東の出来事も、南シナ海のことも尖閣など周辺事態についてもあし遠いとか近いとか一概に言い切れない。危機ダヨ。

相田みつを

トルコクーデター未遂死者181人兵士2839人拘束

CNN.co.jp 2016年7月17日10時24分配信

アゲ3 トルコからの情報によると、同国で15日に起きたクーデター未遂では180人以上が死亡した。

首相府によると、民間人161人とクーデター勢力少なくとも20人が死亡した。同国の民放NTVは、死者が200人近くに上ったと報じている。その大半は警官で、首都アンカラの国会議事堂付近で起きた軍ヘリコプターとの銃撃戦で死亡したという。負傷者は1140人に上っている。

クーデター未遂では軍司令官を含む将官ら数千人が拘束された。

大統領府の情報筋は、軍の将官少なくとも2839人が拘束されたとしている。国営アナトリア通信は16日、アンカラの検察が最高裁判事ら約200人の身柄を拘束したと伝えた。エルドアン大統領は事態掌握を宣言したものの、今回の騒乱には軍内部に広まる不満の根深さが表れている。

トルコは北大西洋条約機構(NATO)の加盟国で、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦う米軍のパートナーでもある。クーデター未遂がこうした関係にどのような影響を及ぼすかは、まだ不明のままだ。

ASEM>日本声明発表を優先波南シナ海…中国と神経戦

毎日新聞 2016年7月17日8時3分配信

アゲ3 モンゴル・ウランバートルで15、16の両日開かれたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議では、南シナ海問題で仲裁裁判所の判決が中国の主張を退けた事態を議長声明でどう取り扱うか、関係国で神経戦が続いた。「南シナ海」の明記を模索した日本などに対し、中国は一貫して拒否。

両者の対立が深まるのを避けるため、声明では具体名の記載は見送り、前回(2014年)をほぼ踏襲する表現で決着した。声明には「国連海洋法条約に従った紛争解決」という表現が盛り込まれた。

「南シナ海」と具体的には触れられなかったが、日本政府関係者は「海洋における法律の順守は明確に言及されている。日本としては納得いく話だ」と評価する。

当初、日本は声明に「南シナ海」を明記するよう関係国に働きかけていた。しかし、中国は「判決を受け入れない」との姿勢を崩さず、参加国との2国間協議でも「当事者間での解決が妥当」の一点張りだった。仏南部ニースのテロに関心が集中する欧州勢の強力な加勢は見込めず、日中間の対立が続けば議長声明が出せない事態も予想された。

そうなれば判決で主張を退けられた中国の「外交的な勝利」を印象づけかねず、日本などは具体名の記載よりも声明の発出を優先させることにしたようだ。一方、声明には海洋摩擦を巡り「信頼醸成措置の重要性」が新たに盛り込まれた。

領有権問題のある海域で偶発的衝突が起きる危険性が高まっており、強い懸念を反映したと言える。日中間の海空連絡メカニズムや、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が交渉中の行動規範策定を後押しすることにもなる。

トラック突入テロ84人死亡の余波:onionhead028:日本「ここが危険

東スポWeb 2016年7月17日11時1分配信

アゲ3 フランス南部の高級リゾート地ニースで14日午後10時半ごろ(日本時間15日午前5時半ごろ)、「フランス革命記念日」を祝う花火の見物客の列にトラックが突っ込んだテロは、犠牲者84人という大惨事となった。フランスでは昨年11月に、130人が犠牲となったパリ同時多発テロが起きたばかり。バングラデシュ・ダッカ襲撃事件では日本人7人が犠牲になったが今後、大観衆が集まる夏のイベントも目白押しの日本でテロの危険はないのか専門家に聞いた。

昨年11月のパリ同時多発テロを受け、発令していた非常事態宣言を「今月26日に解除する」とオランド大統領が発表した矢先の惨劇だった。花火の打ち上げが終わった直後に見物客らの列を目がけ、白いトラックが猛スピードで突っ込み約2キロ暴走。群衆に向けて運転手が発砲していたという目撃情報もある。

死者84人、18人が重体となり、約50人が負傷。警察に射殺された運転手はニース在住のフランス系チュニジア人の男モハメド・ラフエジブフレル容疑者(31)。オランド大統領はテロと断定し、当局の対テロ部門が捜査に着手しているが、過激派組織「イスラム国」(IS)から犯行声明は出ていない。日本人の犠牲者は確認されていないという。

青森中央学院大学の大泉光一教授(国際テロ対策)は事件の背景を「ISの構成員や、貧民街育ちの(ISに共鳴し自国でテロを起こす)ホームグロウンにとって、リゾート地で休暇を楽しむ人々は資本主義の快楽にふけっている攻撃対象。その上、民族的少数派にとって『革命記念日』やキリスト教のイベントには、疎外感を覚える。浮かれ気分の人々が大勢集まるイベント開催所が格好の標的になる」と解説する。

民間人を狙うテロが目立つことには「テロリストは世界から注目を集めるために、いろんな国籍の外国人を巻き込むように実行場所を選んでいる。公官庁より、空港や外国人が多く利用するレストランやナイトクラブ、観光地が狙われやすい」と大泉氏。

厳重警戒中のフランスであっても、爆弾を製造するなどの不穏な動きもなく、たった1台のトラックでテロを起こされ、それに全く打つ手がないことが証明されてしまった。日本でも同様のテロは起こり得るのか。いつ、どこが危ないのか

「わざわざISが入国してテロを起こすことは考えにくいが、不法滞在者をネットを通じてリクルートし、資金援助をしながらテロリストを育てることは難しくない。当局も不法滞在者を正確に把握しきれていないため、危険人物としてリストアップできていない可能性もある」(大泉氏)

日本では数万人が集まる野外音楽フェスやスポーツ競技場、お盆の時期などの公共交通機関の帰省ラッシュ、外国人観光客が多く訪れる観光地も危ないという。

「多国籍の被害者を出す目的がかない、自身も観光客になりすませる観光地は特に危険」という大泉教授は日本のテロ対策をこう指摘する。

「警察学校ではいまだに、ナイフを振り回している人物をさすまたで押さえつけるテロ対策訓練をしている。防犯カメラに過剰な信頼を寄せている人も多いが、あれは犯人を特定するためのものであり、事件やテロを防ぐものではない。どこでテロが起きても不思議でないという感覚を日本人も個人個人で持つべき」と警鐘を鳴らしている。

相田みつお

関連エントリ 2016/07/13  【PCA仲裁裁判】「南シナ海」✍中国の主張認めず 

反乱再発阻止BIgBb兵士ら6000人拘束、

ガクリクーデター未遂の死者290人ートルコ一安心

時事通信 2016年7月18日0時34分配信

アゲ3 トルコ当局は17日、失敗に終わったクーデターに関与した疑いのある軍人や司法関係者の摘発を進め、拘束された人は約6000人に達した。ロイター通信によると、トルコのユルドゥルム首相は、クーデターの企ては「100%失敗した」と述べ、混乱収拾へ自信を示した。国軍は声明を出し、軍は「国家やトルコ国民の指揮下にある」と表明した。

現地報道によると、反乱勢力の兵士や、反乱を支持していたとみられる判事、検察官ら司法関係者を中心に拘束を進めた。首相は「(人々の)生活は正常に戻った」と述べた。トルコ高官は、何人かの重要な軍関係者の拘束には至っていないものの「近いうちに捕まえられるだろう」と見通しを語った。15日から16日にかけてのクーデター未遂の犠牲者数について、トルコ外務省は17日、民間人190人、反乱勢力100人の計290人以上が死亡し、1400人以上が負傷したと明らかにした。

エルドアン大統領は16日、最大都市イスタンブールで数千人の支持者を前に演説し、クーデターの試みは「軍の少数派によるもので、軍自体が実行したわけではない」と指摘した。また、「われわれの軍であり、私は最高司令官だ」と述べ、自らが国軍を掌握していることを強調した。

ロイター通信によると、大統領はリラックスした笑顔を見せ、時折支持者に向けて親指を立ててアピールした。大統領がクーデターの黒幕とみなす米在住のイスラム指導者ギュレン師に関し、米国は追放するか、身柄を引き渡す必要があると訴えた。 

2016年7月 3日 (日)

【銃撃テロ】<ダッカ飲食店襲撃事件>日本人含む外国人20名を殺害

ここ2年ほどドクロテロ関連のニュースは負いきれないほどメモの数に上っている。日本国内で電話いつ起きるか>時間の問題のようでもあるがハート恐らくまだターゲットに為っていない>だけだろう。国家元首などを狙った過去の事件と異なりガーン「イスラム国」は一般市民を無差別に殺戮する。彼らの目的ににゃー仮に正当性があったとしてもモグラ世界を相手に戦いを挑み続けるならブチッ!!彼らの目的は達せられない。

相田みつを

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ダッカ襲撃実行犯降参標的は「外国人異教徒

時事通信 7月3日14時23分配信

アゲ3 バングラデシュの首都ダッカで日本人7人を含む外国人20人が殺害された飲食店襲撃テロ事件で、地元警察当局は、実行犯7人がいずれも20~28歳のバングラデシュ人の男で、学生だったとみられると明らかにした。特殊部隊が突入し救出された生存者も、実行犯らについて「どこにでもいるような、カジュアルな服装をした若い男たちだった」と証言した。

地元メディアが3日報じた。報道によると、突入作戦で死亡した実行犯6人のうち5人は、イスラム過激派組織のメンバーとして当局に登録され、警察が行方を追っていた。店内でベンガル語と英語で会話していたとの情報もあり、当局筋は「ダッカ市内に住む私立大の学生とみられる」と話した。

警察は5人の身元を近く公表する予定という。また、実行犯は人質になったバングラデシュ人の男性店員に対し、ベンガル語で「心配するな。われわれは外国人と非イスラム教徒を殺しに来ただけだ」と話していた。一人ひとりにイスラム教の聖典コーランの一節を暗唱させ、できなければ殺害したという。

この男性によれば、店には事件発生当時、店員22人が働いていた。うち12人は最も広い食事スペースに集められ、テーブルの下に頭を隠す格好で床に座らされた。2人は実行犯が店に乱入した際に逃亡し、残る8人はトイレに隠れた。

男性は「『殺さないでくれ』と命乞いをする外国人客が、目の前で次々と殺害されていった」と証言。

床に広がる犠牲者の血で着ていた服がぬれ、店内には血の臭いが充満していたと惨劇の様子を振り返った。犯行現場近くに住む人物が撮影した動画では、実行犯の1人はTシャツ姿で、拳銃を所持していた。

立てこもった後にイスラム教徒の男女数人を解放する様子が映されていたが、飲食店を離れる女性の服には、既に血がべっとりと付いていた。1日夜(日本時間同深夜)に起きた同事件では、日本人とイタリア人、米国人、インド人ら計20人の人質が殺害された。実行犯7人のうち、6人は特殊部隊による突入作戦で射殺され、1人は身柄を拘束された。 

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夜の歓楽、一転「戦場」=突然の襲撃ドクロ逃げ切れずダッカ人質事件

時事通信 7月2日18時24分配信

アゲ3 週末を控えた金曜日の夜、外国人客らで盛り上がる首都屈指の人気カフェは、武装集団の襲撃で一瞬にして「戦場」と化した。バングラデシュのダッカで起きた人質立てこもり事件。現地からの報道などを基に、凄惨なテロ事件を再現した。

夜も更けた午後9時ごろ、各国大使館が集まるダッカのグルシャン地区。こだわりの石窯で焼いた手作りのパンやピザが人気の店「ホーリー・アルチザン・ベーカリー」は、50人近い客でにぎわっていた。中には、連れ立って訪れた日本人男女8人の姿も。現地で活躍するさまざまな国籍の人々が1週間の疲れを癒やしながら、身の上話に花を咲かせていた。

突然、銃声と爆音が響き渡る。「アラー・アクバル(神は偉大なり)」。客の耳に届いた言葉は、世界各地でテロを繰り返すイスラム過激派の決まり文句。襲ってきた5人の男は、戦闘用ライフル銃や刀剣、手りゅう弾、爆発物で武装していた。店の従業員は英紙ガーディアンに「実行犯は2階に上がり、そこから乱射した」。パニックで逃げ切れなかった客ら30人以上が残され、人質となった。

数分後には警察が到着。実行犯は銃と手りゅう弾で応戦し、警官2人が死亡した。現場を囲んだ治安部隊が日本人やイタリア人ら人質の解放を再三要求するも、実行犯は一向に応じない。現地駐在イタリア大使は「彼らは交渉するつもりはない。自爆ミッションだ」と同国メディアに語った。

地元紙デーリー・スターによると、娘の誕生日を祝うため家族で店を訪れ、事件に遭遇した男性は「実行犯はバングラデシュ人には丁重だった。(イスラム教聖典)コーランの一節を暗唱できるか1人ずつ尋ね、できた人質は難を逃れた」と証言した。

約4時間が過ぎ、過激派組織「イスラム国」(IS)は同組織系メディアを通じて犯行を主張。加えて、店内で撮影したとされる血まみれの遺体の写真も掲載した。

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手詰まりと焦りが募る中、襲撃から約10時間。治安部隊約100人は夜が明けた午前8時前に店内に突入。人質のうち13人は救助されたが、20人が死亡した。

立てこもりの間、逃げ遅れた従業員の中には蒸し暑い店内で上半身裸になり、トイレに隠れていた人もいた。そのうちの1人、スミール・バロイさんは午前6時20分ごろ、「トイレにいるから壁が壊れたら助けてほしい」と親族にメッセージを送った。治安部隊の突入後、連絡は途絶え、スミールさんの安否は分かっていない。

2016年3月24日 (木)

【自爆テロ】今度はベルギー✍邦人男性重体「頭部を著しく損傷」

“現場を通行中”に爆弾“不意”の災難。男性は一瞬ドクロ何が起こったも分からなかっただろう。一般市民を標的にした”自爆テロ”は戦時中の“特攻”とは全く違う“虐殺”行為。「イスラム国」成立の歴史的経緯はどうであれ主権を認める訳に行かない。それにしても世界中から賛同者が集まる求心力は何だ

相田みつを

ベルギー同時テロ邦人男性昏睡状態爆弾地下鉄で爆発に巻き込まれ

スポニチアネックス 3月24日7時1分配信

アゲ3 ベルギーの首都ブリュッセルの地下鉄駅と国際空港で約30人が死亡した同時テロで、在ベルギー日本大使館は23日までに、30代の日本人男性1人が重傷、別の日本人男性1人が軽傷を負ったと明らかにした。2人は現地在住者で、地下鉄で爆発に巻き込まれた。

共同電によると、30代男性は滝田祐さんで、生命保険協会(東京都)から国際保険協会連盟に出向中で、病院で治療を受けているという。地元病院によると、日本人男性1人が意識不明の重体で昏睡(こんすい)状態という。生命保険協会の男性かどうかは不明。

軽傷を負ったブリュッセルの旅行代理店「ジャパンP.I.トラベル」社員日野実さん(53)は「物凄い音がして煙に包まれた。鼓膜が破れて今もよく聞こえない」と話した。

同時テロを受け、全日本空輸は23日、1日1往復で運航している成田―ブリュッセル便を31日まで一時運休すると発表。この間、約2100人に影響する見通しで、4月以降は状況をみて判断する。

一方、日本の旅行各社は、日本を出発する同国への直近のツアー中止を決めた。阪急交通社とJTBは23、24日に日本を出発するツアーを中止。3月中、ツアーのない近畿日本ツーリストと日本旅行は今後の状況を見て判断する。

ベルギー検察当局は23日、国際空港での自爆テロに3人が関与、地下鉄駅での爆発に1人が関わったと発表。国際空港で自爆したと報じられたテロ実行犯の兄弟2人のうち1人は地下鉄駅で自爆したと明らかにした。空港出発ロビーの監視カメラには3人の男がカートを押す姿が写っていた。兄弟はパリのテロにも関わっていた可能性がある。

ベルギー同時テロ空港と地下鉄の爆弾自爆テロ実行犯は兄弟と断定

フジテレビ系FNN 3月24日4時56分配信

アゲ3 ベルギー・ブリュッセルで起きた同時テロで、空港と地下鉄で起きた自爆テロ実行犯が、兄弟であることがわかった。

ベルギーの検察当局は、23日の会見で、空港で自爆した実行犯2人のうちの1人は、イブラヒム・バクラーウイ容疑者(29)で、その後、地下鉄で起きた爆弾テロの実行犯は、現場に残された指紋から、イブラヒム容疑者の弟のハーリド・バクラーウイ容疑者(27)だと、断定したと明らかにした。

また、空港の防犯カメラに映っていて、現場から逃走した男1人の身元は明らかになっていないが、この人物が残したかばんからは、大量の爆発物が見つかったという。

そして、捜査当局が関係先の家宅捜索で発見したパソコンからは、イブラヒム容疑者が「監視されていて、どうしていいかわからない。刑務所に収監されたくない。焦っている」と、遺言のようなものを残していたことが、明らかになった。

一方、23日正午に、爆弾テロで犠牲になった人たちを追悼して、ブリュッセルで、黙とうが行われた。連続テロの犠牲者は31人で、負傷者は270人にのぼっているが、負傷者には、日本人2人が含まれていて、1人は重傷を負っている。

<シリア‐トルコ国境20代日本人男性ガクリ拘束イスラム国参加試みる

毎日新聞 3月23日23時23分配信

アゲ3 トルコの英字紙ヒュリエト・デーリー・ニューズなどによると、トルコ軍警察は22日夕、過激派組織「イスラム国」(IS)に参加するためトルコからシリアに渡ろうとしたとして日本人男性(24)を拘束した。在トルコ日本大使館は確認中としている。事実であれば、ISに参加しようとした日本人が海外で拘束された初のケースとなる。

同紙によると、シリアとの国境に近いトルコ南部ガジアンテップのニジップ地区で、車の検問などをしていた軍警察が、男性を「不審者」として拘束した。調べに対し男性は、シリア人に電話でISに参加するよう説得され、国境を越えるために同地区を訪れたと話しているという。

また半国営のアナトリア通信は、警察がこの男性の携帯電話を調べたところ、過激派と連絡を取っていたことが確認されたと報じている。

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イスラム過激派組織「イスラム国(IS/ISIS/ISIL)」に加わりにきたというガクリ日本人男性(24)

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トルコメディアがウェブサイトなどに掲載した写真では、メガネをかけ、青色の上着を着た若い男性が、道路にひざまずき、両手を上げている。男性の前には携帯電話らしきものが、後方には男性の所有物とみられる二つのかばんがあり、近くには銃を持ったトルコ治安当局者が立っている。

在トルコ日本大使館は「現地当局に照会したところ、20代の邦人男性を事情聴取しているとのことだった。詳細は確認中だ」としている。地元メディアは、事情聴取が終わり次第、男性は国外退去処分になる見通しだと伝えている。日本人がISに参加しようとした事案としては、警視庁が2014年10月、北海道大学の男子学生を事情聴取している。

2016年3月23日 (水)

【自爆テロ】今度はベルギー✍人も郵便も「運航見合わせる」事態

ベルギーの首都ブリュッセルの空港と地下鉄で爆発が相次ぎ爆弾30人以上が死亡した。サーチベルギーは元々シリアやイラクで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に参加していた元戦闘員の数が多く目各国の対テロ当局が時計懸念の筆頭に挙げてきたのだがドクロ想定通りの展開になってきた。ガクリ

相田みつを

ベルギー同時テロ朝の空港爆弾地獄絵図人々ガクリ放心状態

毎日新聞 3月23日0時41分配信

アゲ3「がれきの中を逃げた。戦場のようだった」。欧州連合(EU)が本部を置く「欧州の首都」の空港や地下鉄を狙った同時テロ。空港で爆発に遭遇した人々は黒煙を上げ窓ガラスが大破したビルを背に険しい表情で走って逃げた。通勤時間帯を襲った惨事に、ブリュッセル市内は厳戒態勢に包まれている。

「2度目の大きな爆発で天井が崩落した。あちこちが血だらけになり、けが人が倒れ、荷物が散乱した」。爆発10分前にスイス・ジュネーブからブリュッセル国際空港に到着したという男性は、仏テレビ局に爆発直後の様子を語った。爆発があった出発ロビーには、爆風ではがれ落ちた天井材や窓ガラスが散乱。床にはけが人から流れる血と、爆発で破損した配管から出た水が混ざっていたという。

爆発当時、空港内にいた英スカイニュースの記者は「すさまじい音がして、建物が揺れるのを感じ、煙と粉じんがわき上がった。人々はショックで放心状態になっていた」と語った。空港で荷物の預かり担当をしていた男性は独メディアに「多くの人が爆発で足を失っていた。両手を失った人もいた。ベルギーに何の罪があるというのか」と怒りをあらわにした。

ソーシャルメディアに投稿された動画には、窓ガラスが大破し、黒煙が上がる空港ビルから必死で逃げる人たちの姿が映っていた。空港では、すべての便の発着が停止され、バスで搭乗口まで移動していた乗客らはバスから滑走路上に降ろされ、不安な表情を浮かべていた。いち早く混乱の現場から逃げ出そうと、高速道路上を歩く人もいた。

一方、別の現場である地下鉄マールベーク駅周辺は、発生から8時間近くがたっても一般車両の立ち入りは禁止されたまま。警察や銃を手にした治安部隊が周囲に目を光らせる中、近くのEU本部周辺から生中継する報道陣以外の人影はまばらだ。ジョン・セバスチャンさん(25)は「実際に身の回りで起きて恐ろしいが、テロは警戒しても防ぎようがない」と力なく話した。

地下鉄の爆発現場では、駅間で停止した電車内から煙が充満するトンネル内を徒歩で逃げ出す人の悲鳴や慌てた様子の動画が独メディアなどに投稿された。駅近くにいた女性はベルギー紙に「全身大やけどで血まみれの人を目にした。本当におぞましい光景だった」と話した。別の男性(32)はAP通信に対し、「列車が駅を出た直後に大きな爆発音がした。駅には多くの人たちがいたので、周囲はパニックになった」と顔についた血をぬぐいながら語った。

ブリュッセルで爆弾連続爆発後手に回ったガクリベルギーのno goodテロ対策

THE PAGE 3月23日8時0分配信/ジャーナリスト・仲野博文

アゲ3 ベルギーのブリュッセルの空港と地下鉄で連続テロが発生しました。昨秋の仏パリ同時テロの衝撃も冷めやらぬ中、ベルギーでいったい何が起きたのでしょうか。厳戒態勢だったはずのテロ対策はどうだったのでしょうか。

平日朝のブリュッセルを襲った爆弾テロ

ベルギーの首都ブリュッセルで22日、空港と地下鉄駅の2か所で連続して爆発が発生し、少なくとも34人が死亡し、180人以上が負傷する大惨事となった。

これらの爆発で、2人の日本人も重軽傷を負っている。ブリュッセル空港で二度の爆発が発生したのが、現地時間の22日午前8時ごろ。爆発のあった空港内のターミナルビルは激しく損傷しており、少なくとも一回の爆発ではスーツケース爆弾が使用された可能性が指摘されている。現場では爆弾が取り付けられたベストや自動小銃も発見されている。

1時間後の午前9時過ぎには、ブリュッセル市内中心部、EU本部に近い地下鉄のマールベーク駅で、発車直後の地下鉄で爆発が起こった。事件発生から間もなくして、ベルギー政府はテロの警戒水準を最高レベルの4まで引き上げ、ブリュッセル市内の公共交通機関はストップし、国内の原子力発電所でもほとんどの職員に対して避難指示が出され、市民は極力外出を控えるよう伝えられた。

ブリュッセル在住のジュリー・タイレルさんは、「こういったテロの可能性は以前から語られていたものの、実際に町の機能が全てストップしている光景に驚きを隠せません。今はメッセンジャーなどを使って家族や友人の無事を1人ずつ確認しています」と語った。

事件発生後、過激派組織「イスラム国」(IS)と繋がりがあるとされるニュースサイトがISの関与を伝えており、事実上の犯行声明とみられる。ベルギーの警察当局は空港の防犯カメラがとらえた3人の男性の写真を公表。3人のうち2人は自爆したとみられ、当局は残る1名の情報を市民に求めている。

「テロの温床」としてのベルギー

昨年11月にフランスのパリで発生した同時テロでは、バタクラン劇場の無差別銃撃でも多くの市民が殺害された。事件発生後に周辺の捜査を行っていたフランスの警察当局は、劇場近くに停められていた外国ナンバーのレンタカーを発見。車内にはクシャクシャの状態で放置された駐車違反のチケットがあり、そのチケットはベルギーのブリュッセル近郊のモーレンベークで発行されたものと判明した。

その情報がベルギーの警察当局にわたり、モーレンベークで家宅捜索を行った警察は、パリの連続テロ事件で車両の提供などに協力した疑いで3人を逮捕している。ベルギーはISの戦闘員としてシリアやイラクに渡る人口別の割合がヨーロッパ内で一番高く、その中でもモーレンベークは、以前から「テロリストの温床」と国内外のメディアから指摘されてきた。

ISの戦闘員としてシリアに渡航したベルギー人は推定で500人弱とされており、シリア以外にもイラクやアフガニスタンに戦闘員として渡ったベルギー人も少なくない。

この傾向は10年以上前から存在しており、2005年にはイラクで米軍の車列で自爆テロを起こしたメンバーの中に、ベルギー南部シャルルロワ出身で、イスラム教に改宗した女性も含まれていた(イラクで自爆テロを行った最初のヨーロッパ人女性とされる)。また、アフガニスタンでタリバンと共闘していたベルギー人らが帰国後に、国内でテロを計画したが、治安当局によって未然に阻止されている。

移民の多いモーレンベーク の失業率は25パーセント以上で、定職に就けない若者の不満を地元の過激派ネットワークが上手く利用しているとの報道もある。モーレンベークの人口は過去10年で約25パーセントも増加しており、モロッコからの移民を中心としたイスラム系コミュニティが存在する。

現在はイスラム教徒が町の人口の約4割を占めており、ベルギーの他の町よりもイスラム教徒の比率は高い。犯罪発生率が高いモーレンベークでは、地元警察も踏み込んだ捜査には消極的とされ、そこに旧ユーゴ諸国やアルバニアで70年代から80年代にかけて製造されたライフルなどが大量に流れ込み、銃などの密売が日常的に行われていると、複数のメディアは報じている。

なぜ未然に防げなかったのか

また、長きに渡って異なる言語や文化をめぐって国内で対立が続いている、独特の国内事情 も理解しておくべきだろう。ベルギーは文化的に、北部のフラマン語圏と南部のワロン語圏に二分され、前者はオランダ文化圏で後者はフランス文化圏になる。首都ブリュッセルでは公用語としてフランス語とオランダ語の両方が使われ、交通標識なども複数の言葉で書かれたものが珍しくない。

数字だけを見れば、ブリュッセル周辺ではフランス語を使う市民の数が圧倒的に多いものの、ブリュッセルは地理的に南部のフランス文化圏の最北端に位置しており、ブリュッセルから少し離れると完全なオランダ文化圏に入ってしまうのだ。

ベルギーでは2010年6月に行われた総選挙のあとで、フランス語圏とオランダ語圏の議員の間で対立が深刻化。2011年暮れまでの約1年半、内閣不在の状態が続くという異常事態も発生している。北部と南部における文化的な違いは前述したが、北部のオランダ語圏が経済的により恵まれているといいう背景もあり、イタリアの南北問題に似た事情も存在する。

そのため、文化的に一つになれないベルギーが(事実、ベルギーからの分離・独立を主張する地域もある)、国内政策で一枚岩の結束を誇れない事情も見え隠れする。ブリュッセル在住の42歳男性は22日、米バズフィード の取材に対し、「まともな政府が存在せず、二分した官僚政治が存在した結果、テロを防ぐことができなかった」と語っている。

ベルギー、とりわけブリュッセル近郊のモーレンベークが「テロネットワークの温床」と指摘されてきたものの、22日にブリュッセルで発生したテロを政府が未然に防げなかった原因は、政府内の文化的対立だけが問題ではない。

より具体的な原因として、テロ対策に多くの人員や予算を投入してこなかったツケが回ってきたのだという厳しい指摘も存在する。ベルギーの諜報関係者は英ガーディアン紙の取材に対し、テロ組織と関係があるとみられる数千人の行動確認をわずか数百人の諜報部員で行っており、「あまりにも人員が少ないため、みんな疲弊している」と匿名でコメントしている。

2年前にブリュッセルで発生したユダヤ人博物館襲撃事件や昨年11月のパリ同時テロ事件では、それぞれの首謀者がモーレンベークを拠点にしており、厳しい姿勢での摘発を望む声は以前から存在したが、ベルギー政府が総額で約200億円規模のテロ対策用緊急予算について発表したのは先月のことであった。後手に回ったベルギー政府の対応にも批判が噴出するのは必至だ。

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